セミナー「地域医療と予防接種~ワクチンがもたらす恩恵~」
が 山口県教育会館であり、参加してきた。
今回の講師は
医師になったときに一からご指導いただいた岡田 賢司先生 独立行政法人国立病院機構福岡病院統括診療部長
そして
尾内 一信先生 川歳医科大学小児科学主任教授
による
各論 注目される乳幼児ワクチン~最近の話題~
さすが専門家そして臨床の第一線で活躍されてる先生方
専門的な話まで、わかりやすく説明していただき
会場出た時から、新しい知識で身体が満たされた。
ちょっと、気になった点を箇条書きで紹介
①昨年、広島県はしかの発生があった(山口県はなし)
②今年、福岡県で風しんの発生がおこっている
いつ、山口県に広がるか・・・・注意が必要
③肺炎球菌による髄膜炎はは昨年は600人罹患
そのうち30人が死亡し、120人が後遺症を残している
この病気を防ぐためには、高い予防接種率必要で
公費負担の助成が不可欠
山口県はすでに無料化されていて、全国一位の接種率である
④今後の課題として
・水ぼうそうの2回接種が必要性
・成人に接種できる百日咳ワクチンの開発
・ポリオ不活化ワクチンの登場による接種方法の検討
・ロタウイルスワクチンの接種の進め方
などなど、課題は山積み
この20年間、アメリカ、欧州では様々な予防接種が開発され
予防接種によって防げる病気も増えていた。
しかし、実は日本の定期接種できる予防接種はこの20年間止まってた
今年になって、やっと肺炎球菌など増えてきたのが現状。
そもそも
病気に定期も任意もないはずなのに、
予防接種ではなぜか・・・色分けされてる
これから
日本として予防接種が受けやすくなり
防げる病気が増えて、
みんな健康で安心な国に早くなってほしい。
こどもたちの笑顔があふれる国は
幸せいっぱいの国。
日本がそうなると信じてるし、がんばりたい