広島にインフルエンザの講演会に出席広島での講演会に出席することは、めったにないので
・・・・・ちょっと緊張
最初は、昭和大学医学部 臨床感染症学教授
二木 芳人先生の
「インフルエンザ:最近の話題」
2009年大騒ぎになった新型インフルエンザは
インフルエンザ(H1N1pdm2009)となって
通常のインフルエンザに認定に。
現在の新型インフルエンザの世界的状況は・・・・
①鳥インフルエンザの発生の報告はあるが、
抗インフルエンザ薬の早期投与で救命できている
②今年9月で、アメリカで新型インフルエンザが報告されたが
おそらく、流行にはならないであろう
③今後、タミフル耐性インフルエンザの流行が懸念され
新しい薬も開発され、薬の使い分けもできるようになるだろう
以上をDATAを提示されながら、話された。
続いて
九州大学先端医療イノベーションセンター特任教授
池松秀行先生の
「2010-2011シーズン研究成績」の講演
昨シーズンの分析
①65歳以上の方では高熱の人が少なかった
②抗インフルエンザ薬を早期投与するほど、発熱期間が短い
③タミフルの効果は、A型とB型では、B型の効果がやや劣る
④タミフル耐性ウイルスの報告もあり、
このウイルスの増殖に今後注意
⑤今年発売された、一回の吸入で効果のあるイナビルについての効果
⑥インフルエンザ感染後の二次感染における抗生剤投与について
などなど
昨年の緻密に分析され、今年のインフルエンザ対策につながった
今年は、「イナビル」という新薬も登場している
インフルエンザに対する治療の幅が広がった。
さあ、今年のインフルエンザの作戦は固まった。
どこからでも、かかってこい
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でも、奢らず、油断せず
まずはしっかり睡眠、栄養を取り
手洗い、うがい、予防接種をすすめ
何よりも予防が大切。