お釈迦様は
王家という恵まれた環境の中で
何の苦労することなく
生まれ育ったそうです。
そんな中
ある日城の外に出たとき
心が揺さぶられるような
経験をされました。
お釈迦様は
城の外で暮らしている姿
つまり
病んでる人、生活に苦しんでる人
生活の貧しさにあえぐ人
そして
死を迎えゆく人々を見て、感じて
この世の無常
命のはかなさを感じて
家を捨て
豊かな身分、生活を捨て
身ひとつで
出家したと言われています。
お釈迦様は
この世に起こる
あらゆる事柄の中にこそ
学ぶべきことがあると
確信されたんだと思います。
富んでいるときには
わからなかった
病んだときに感じる気持ち
その時にこそ
学ぶべきこと
悟ることがあることを
知ったんだと思います。
人は
何とか成功した人生を歩もうと考えて
生きようとしてます。
でも、僕は
この世に生まれてきた目標、目的って
名誉や豊かさを得ることが
成功することじゃないんじゃないかと
思います。
病んだ時でも
貧しい時でも
そして
例え
成功した時にでも
あなたは何を感じるでしょう?
あなたが望む、望まないに限らず
どんな時でも
あなたがどう感じ、思い
その状況を受け入れるか・・・
その思い全てが
魂の成長につながる。
物質的な物に囲まれ
経済優先の世界で
僕たちは
大切な物を学ぶために
今、この世を生きているんだと
思います。
今日どんなことが起きても
悲しくても、つらくても
楽しくても、うれしいことでも
今日起こる出来事を
謙虚に素直に受け入れて過ごしていきましょう