日別アーカイブ: 2020年12月11日
長寿も生命力のおかげ
僕の両親は、父91歳、母87歳で
健在で暮らしています。
僕にも
強いからだを与えて
産んでくれた両親にはいつも感謝しています。
そして
両親とも高齢ですが
体力的な衰えはありますが
医療のお世話にならず
日々過ごしております。
でも
高齢なると
突然予想もしない病気を経験することが
増えてきます。
実は
今年の9月から
両親とも立て続けて
入院することになりました。
まずは
母は、胆石症で突然の入院
10月まで1ヶ月間しました。
コロナ渦の中で
入院中も母と会うこともできず
ベット上で
たったひとり孤独と不安の中
過ごす生活が長くなるに連れて
どんな衰えがくるのか
足腰の衰え、認知症の進行など
入院していることでの
母のからだの変化がくるのではないか
とても心配しました、
退院の日
母を迎えに行ったとき
マスクをしている自分を見て
「あんた、誰?克彦ね」と
わかってくれ、帰る車での車窓の風景に
興味深げにいつもの母のように
感想をいいながら、
つかの間のドライブを楽しんでる母の姿に、
本当に元気に退院できて
先生方をはじめ、病院のスタッフさんに
感謝でした。
その後の生活も
1ヶ月の入院生活で
足腰の衰えを心配し
トイレなど
入院中の状態で過ごせるように準備してましたが
そんな心配は全くすることはありませんでした。
退院後も
からだも、そして頭も
入院前のブランクを全く感じさせないほど
今も入院前と変わらず元気に過ごしていました。
病気そしてその後の
過酷とも思える環境で
一ヶ月も過ごしたけど
自分というものを病気に負けなかった
母に大喝采したい気分です。
母はあっぱれです
でも
そんな回復ぶりを見ながら
僕は思ったのです。
この母のあっぱれぶりは
母は気づいてないかもしれないけど
母のからだの細胞ひとつひとつの力のおかげ
そんな細胞の力
いわゆる生命力によって
長期にわたる入院生活に左右されない
強靱とも思える生命力を与えて下さっている
存在がいる気が僕にはするのでした。
母の生命力に大喝采でした。
母は無事に退院できましたが
母の退院を心から心配し待っていた父の姿は
そこにはありませんでした。
父も実は
母の入院中に入院してたのです。
そして、父からも生命力について
教えてもらえることになったのです。
父の話についてはまた後日のブログで