祖母の誕生日

先日は祖母の誕生日でした。
  昭和天皇と同い年
  確か、八幡製鉄所が開業した年
  1901年生まれだと記憶しているので
  生きていれば・・・
  今年で120歳です。
  大往生という年で、まさに天寿全うという年です。
  もちろん今はこの世にはいません。

  祖母と一緒に過ごせたのは
  僕が小学校2年生までだから
  祖母が旅立ってから
  すでに50年近い日々が経ってるんですけど
  今年の誕生日のその日
  なぜか祖母を思い出し
  祖母と過ごした日々が
  走馬灯のように突然思い出したです。

  お泊まりをした日のこと
  お誕生日デパートに行ったときのこと
  お気に入りのキャラクター(ジャングルブック)の
  お皿とフォークをいつもだしてくれて
  食事をしたこと
  ・・・・・
  今でも一緒に過ごしたときのことが
  鮮やかな記憶として
  蘇ってきました

  一緒に過ごしたことだけでなく
  かけてもらった言葉や声が
  今でも耳に残っています。

  50年近く経っても
  お誕生日と思い出を思い出したことは
  偶然なことではない気がするのです。
  肉体をもって生きてきたことを
  最後に僕に
  次の時間を生きて行くことを
  伝えようとしたのでしょうか?
  
  祖母は
  いつまでも一緒にいてくれていたことを
  僕に知らせたかったのだと思います。
  
  そして
  お祝いの気持ちをありがとうと
  優しい祖母の顔だけでなく
  ぬくもりを思い出したのも
  たまたま、偶然のことではないと思います。

  祖母はきっと
  次のステップに進むのでしょう。
  祖母は
  僕との思い出は忘れてしまうのかもしれないけど
  僕には覚えてもらいたいと
  思って
  誕生日のその日に
  僕の心に蘇ったのかもしれません。

  今日も
  祖母に祖父に、そしてご先祖様に
  感謝の気持ちで
  手を合わせたいと思います。
  合掌

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