お終活という映画を観に行った。
死の瞬間を取り扱った映画と言えば
「看取り師」という映画を見たが
これは、最後の瞬間を取り扱った映画
だったけど
これは
死の瞬間をどう迎えるかを
考えさせられた
シビアな映画だったが
お終活という映画は
伊丹十三監督で大ヒットした「お葬式」
に似た
死の瞬間をどう考えていくかを
コミカルなタッチで描かれた映画。で
100年時代と言われる中
死の準備も考え準備しておく
終活をすすめられる機会が日常的に
増えていて
どこか人ごとではないテーマだけど
死そのものというより
人が年とっていくうちに
誰にも訪れる問題点を
笑いと共に描いた
コメディーだけど
その中に含まれる人生の悲哀をも
感じられる映画だった。
でも
笑いながら見ていたけど
主人公の葬儀屋の社員が
お客さんから死について聞かれたときに
それはわからないと答えていた。
死についてはもちろん
誰にもわからないし、経験もしてないから
答えようがなにのは
しかたがないことというか
当たり前の答えだったと
ただのたわいもない科白だったと
聞き流していただろう・・・
しかし
その前にエジプト展で
2000年以上前の人々が
当たり前のように信じていた死後の世界を
肌で感じていたので
科学の発達していない古代人と比べ
現代人の死に対する思いが
少し軽く感じてしまうのはなぜだろう?
そこが気になって
仕方なくなり、
現代人が死そのもの、死後の世界を
感じにくくなったのはどうしてだろうか?
映画を見終わった後
その点を自分なりに考えてみた。
現代人が死を感じにくくなった訳は
次回のブログで