昭和、平成そして令和にかけて
悩める人々に生きる道を説き、導かれ、救った
女性が同時期に逝かれた。
なにかひとつの時代が完全に幕を下ろし
令和は新しい時代となってくることを
感じる。
細木数子さんは
TVの番組で
ズバリ言われる姿に圧倒され
色々黒い噂もあったり
贅沢三昧に???と思ったり
使っていた占いにも
僕は手に取ることはなかった。
でも
あんなにはっきり言えるのは
相手にいい人生を歩んでもらいたいという
愛の強さの表れのように思え
生き方は賛否はあるかもしれないけど
愛を説くことが使命だったような気がします。
そして
愛と人間の業を説かれた
瀬戸内寂聴さんが同じ時期に亡くなられた。
瀬戸内寂聴さんの小説は読んだことはないけど
やんちゃな芸能人と
対談する番組や対談本を
なぜかよく読んでいた。
今思うと
僧侶なのに
肉も食べ、お酒も飲み
本当でない話を小説として発表したり
(本人はうそをつけないと小説は書けないといっていた)
破天荒な、物と欲にまみれた
ある意味人間らしい
人生だったのかもしれない。
物に溺れることは
今したいことをすること
思い残すことなくすること。
寂聴さんは
いつ死んでも思い残すことはない
毎日が死に支度という言葉を残され
まさに
中今を生きてこられた人生なんだと思います。
ある意味
お二人とも
魂の思うままに生きられた人生だった
のかもしれないと思うのです。
愛に生き、愛に溺れ、愛を説き生きられたお二人の
教えられたことに感謝し
お二人のご冥福をお祈りいたします。
合掌