お正月観た映画
全くお正月らしくもないし
めでたくもない映画だけど
前々から観たかった映画。
この映画で
人の行為を評価するものは
その時の
世論、時代背景などにより
接待価値観ではないということを知りました。
今いいと思われることも
本当にいいのだろうか?
こんなことと思われることも
本当に悪いことなのだろうか?
真実を見極める
広い視野を身につけることが
大事だということを感じました。
そんな視野を身につけることを目標に
この一年過ごそうと思います。
今日は
どこか順番がちぐはぐになってしましましたが
ここで少し
話の内容について
(この先はネタバレになります)
第二次世界大戦中
主人公の夫が、偶然
満州で日本軍がペストを人為的に発生させ
人体実験を行っていることを
知りました。
こんな人道的なことをしていいのか
当時の日本国内は
軍事統制中であり
国がやっていることであれば
例え非人道的な人体実験であっても
やめさせるためには
国際世論に訴えるしかない。
でも
そんな人体実験をいう国歌機密を漏らすとこは
本人は人道的立場で行う行為であっても
国家転覆行動、スパイ行動と捉えられてしまいます。
妻は
国家に逆らう行為をする夫の危険な行為を
やめさせようとしますが
夫は
「自分はスパイ行為をしているのではない。
正しい行為をしているのだと」
国家機密的情報を
アメリカに亡命してアメリカで
発表しようと画策します。
妻は
その国家機密の映像や資料を見て
夫の行動に賛同し
夫に対する愛の証の行動として
共に亡命行動をする決意をしたのです。
しかし
逃亡をしようとしたとき
なぜか
妻だけ見つかり、逮捕されたのですが
もっていた資料がなぜかすり替えられていて
妻の主張は全て作り話だと・・・
精神病院送りになりました。
別便で
アメリカに向かった旦那も
戦争の攻撃にあってなくなったと知らせが入り
後に偽造された死亡届が
妻の元に届きます。
ほんとうに死んだのか?
旦那のしていたこと、したことの真実を
しるために
妻はアメリカに向かうのでした。
妻は
その時の国の思想に合わなかったから
スパイだと疑わられ
現代ならおかしい思想でも
その当時の状況により
その受け取り方が変わります。
スパイの妻の考え方が異常だと
精神病院に送られ
その時の人間の思想に振り回されました。
人のその時の相対的な思想で
行動するのではなく
どんな時代になっても
真実は変わらないはず。
そんな絶対的思想を感じながら行動することが
アフターコロナの時代に必要になるのです。