月別アーカイブ: 1月 2022
毎日がメンテナンス
新しい年を迎え
昨年より更に気をつけようと
思うことは
からだのメンテナンス。
これは
今に始まったことではないけど
病気になって以来
日に日に睡眠に対する意識が
強くなってきています。
毎日4時半には起き
夜9時には寝ています。
寝られることにとてもしあわせを感じています。
つまり
しっかり寝ないと
自分のポテンシャルが
発揮できない気がするのです。
病気になるまでは
二日ぐらい寝なくて大丈夫。
睡眠が足りなくても
誰にも負けないくらい
エネルギッシュに働けると
思っていました。
でも
病気になったときに
これまでの自分を振り返る時間になり
病気やけがというものは
「もっと自分を大切にしないと」と
立ち止まって考える機会になりました。
50代をすぎた患者さんは
腕が、肩が痛くて手が上がらない
いわゆる五十肩の症状を訴える患者さんが
一気に増えます。
それは
肩だけが悪いわけではなくて
「不摂生や無理をしてはいけない。
からだに気遣って過ごしなさい」と
伝えたいから、症状がでるのです。
症状がでたときは
症状がでたメッセージを
受けとめて欲しいからなんです。
症状を抑えるだけでなく
その裏にあるメッセージを
受け取らないといけないです。
でも実際は
からだに症状というメッセージを
だしてもらわないように
自分自身を大切にして
すごさ亡いといけないのでしょう。
年が明けて
老若男女に関わらず
全てのかた平等に
昨年より年をとります。
だから
昨年よりは自分のからだを大事にして
過ごしていただきたいと思います。
ご自身のからだのメンテナンスに
ご協力に役立てたらと思います。
今年もよろしくお願いします。
コロナ感染の果てに
今年もコロナ感染の感染拡大の
ニュースにこころ
揺さぶれるようにして始まりました。
オミクロン株の報告はありますが
重症者の報告は少なく
このまま暴れないでくれと
願うばかりです。
今は一年前に比べれば
まだまだ感染が収まってる時期だからこそ
考えないといけないこともあります。
医療面はもちろん
社会生活も、家庭生活も・・・
全ての人間の活動に関して
影響を及ばしたと思います。
影響は、悪い影響ばかりでなく
いい影響もあったと思います。
いい影響に注目することで
これまでの事を反省する機会に
なるのではないでしょうか。
例えば・・・
①地球に及ぼした影響
全世界で人類の活動が一時的にでも停止したことで
大気汚染が軽減し
海や川も綺麗になったようで
中国の空気も澄み
ガンジス川の水が透明になり
ヒマラヤ山脈の山々が美しくみえるようになったとか
②仕事面での影響
オンライン勤務が進んだことで
無駄な会議、出張など
これまでの働きを見直す
真の働き方改革が進んだ
③家庭生活
仕事や生活に割く時間が減り
家で食事をとり
パーティーをするなど
家庭、家族で過ごす時間が増え
家族との生活を見直す人が増えた
④その他
三密を叫ばれ
人との交流を制限される一年を過ごし
人とふれあう事の大事さを
感じることが増えた。
自粛生活のおかげで
働き過ぎの人に
ゆっくり休めたり、日頃できなかった事が
できた方もいるでしょう。
飲食店業など大変な方も多かったでしょうが
だから
業種転換など、新しい展開をできる
きっかけになった方もいらっしゃることでしょう。
このように考えると
コロナだったからと
悪い事ばかりではない。
きっとよかったことも起こったたかもしれません。
コロナ感染だからといって、
いたずらに不安な気持ちを増強させるのではなく
コロナが気づかされたことにも目を向け感謝して
新しい年を進んでいきましょう。
コロナ後の世界と文明
年が明けると
今年はどんな年になるのか
頭に描くことでしょう。
個人的にも、世界的にも
どんな一年になるのか
年が始まったばかりだけど
一年経った時
いい一年であると思えるように
書き初めをしたり
初詣にいったりします。
そんな時
動物学者の今泉忠明さんが
「未来を生き抜く鍵は
ざんねんにある」という
言葉に出会いました。
人類も含め
生物は環境に適応し
未来にむかって進化して生き延びてきた
だから
人間も成長しないと
いけないと思ってました。
しかし
一度進化すると
後戻りすることはできないのです。
マグロは
えら呼吸を進化させましたが
いつまでも動いて続けなくてはいけません。
イルカも
海に生きる哺乳類ですが
海の中で暮らすには
えら呼吸した方が
生きやすいのかもしれなかったけれど
進化してしまったら
後戻りはできないのです。
これは
生物学的な進化の話ではなく
人間の文明についても言えます。
みなさんも
暖房のおかげで
大寒波に見舞われても
部屋の中は温かく過ごすことができたでしょう。
暖房という文明の恩恵に感謝です。
でも
部屋の中が温かすぎて
いっぱい洋服を着て過ごした
肌の弱い赤ちゃんは
ひょっとして
湿疹が悪化していなかったでしょうか?
文明は
人間をしあわせにしようとして
はじまったけれど
実際半分は人間をダメにしてしまったかも。
コロナが広まって
僕たちの生活の文明の利器
例えばコンピューター、薬なども
使い方によっては
色々変わってくるのではないかと
思うのです。
文明は
半分は人をしあわせにしてくれるけど
半分はダメにするリスクがあることを知った上で
この一年過ごさないと言えないと思った
年明けでした。
今年も
みなさんにしあわせに続く道を
少しでも多くお伝えできるように
精進していこうと思ってます。
今年もよろしくお願いします。