がん細胞は
毎日体内で発生しており
ごく初期の段階
人間が感知できない状態のような
小さい状態であったら
免疫細胞の力で
日々除去されているのです。
しかし
何らかの免疫が働かない状況になると
免疫系の警戒網をかいくぐって
がん細胞は増殖し
いろいろな場所に転移し始めるのです。
免疫の力を落とす最大の敵は
ストレスと考えられます。
からだが肉体的、精神的な
ストレスを感じると
ストレスに打ち勝とうと
ステロイドのような
ストレスホルモンが活発に分泌され
血圧を上げたり、血糖値があがったり
ストレスに耐えうるようにからだを変化させています。
ストレスホルモンは
通常外来生物からの攻撃する時に
戦えるようにも上昇している免疫力を下げ
免疫システムが使っていた
エネルギーや栄養素を
ストレスと闘うための他の緊急システムに
振り分けるのです。
ですから
人は常に強いストレスに置かれると
免疫システムを抑制している状況が続き
がん細胞さえも除去できなくなってしまうのです。
ストレスは
免疫力の敵なんです。