食べ物の教え

食べ物について
古人は次のように考えていました。

「食事の大部分は
粗大な物でできていて
それらは排泄物になります。
ある部分は
体内に吸収されて
からだを造る材料になります。
そして
ごく微量の精妙な部分は
心を造る材料になります。
従って、こころとからだは
自分が食べたものに反映されます」

また、こうも考えてました
「こころの中にある
動物的・邪悪的な傾向は
自分が摂取した食べ物に起因する」と

この食べ物とこころの状態の関係は
医学的にも証明されつつあります。

朝食に高タンパク質を摂った
40才以上の男女の場合は
緊張感と落ち着きのなさが
でやすくなります。
これはタンパク質が
脳のカテコールアミンの分泌を
活性化するためとされています

炭水化物を多く摂ると
女性は眠くなり、男性は冷静になります。
これは炭水化物によって
脳内のトリプトファン濃度が上がり
セロトニンが放出されるためのようです。

インスタント食品やお菓子類を欲しがる人は
脳内のセロトニンをはじめとする
神経伝達物質の調整不良が起きていることも
予想されています。

また過食も
エンドルフィンの調整不良との関係も
あるといわれています。

我々のこころもからだも
たべものによってできていることを自覚して
毎日食事を楽しみたいものですね。

サンタブログ20220420

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