最近のニュースは
ロシアとウクライナを舞台の悲劇、
無責任経営による知床観光船沈没、
日常からコロナウイルスのことが
頭から離れない生活
極端な円安、幼稚な日本の政治家集団、etc. 、
悲しいニュースばかり。
ニュースを聞くたびに
こころの中がかき乱されるのは
僕だけだろうか?
ニュースの全てが
全て真実とは限らないから
不安な気持ちを少しでも沈めようと
真実に近づこうと
インターネットで検索してしまう。
でも真実の解決には至らない。
ニュースでこころ荒れた時は
テレビを見ないにかぎる。
でもあちこちから情報は耳に入ってきてしまう。
一体どうしたものか?
情報化社会の現代に暮らす
困難さを感じてしまう。
情報に振り回されないためには
世界を知って、
世界を知らないでいることでは
ないだろうか?
情報化時代の現代では
どれだけ「知らない」部分を
心の中に確保できるか、
それが重要となるのだと思う。
それを西田幾多郎
は「絶対矛盾の自己同一」と言った。
お経には、
「色即是空」と書かれている。
これは決して
事実から目を背けるのではなく、
事実の向こうにある
真実を見る目が必要だということ。
今は、
そういう汚辱の時代なのだ。
汚泥から蓮の華が咲くのを待とう。
闇の時代には、
自分が今、出来ることに
誠実に向き合うしかない。
光は、そこにある
未来への不安も要らない。
自信をもって、
今やっていることに打ち込むだけだ。
そこに救いあがあるのだと思う。