癌という字は
(食)品を
山ほど食べる病と書きます。
ここでいう食品とは
自然にあふれている食べ物のことではなく
白い砂糖、食塩など、化学式で表せる食品のこと。
化学式であらわされた食べ物は
食品でなく薬品なんです。
薬品を食べ続けると、
癌になるということです。
もちろん、癌になるのは
それだけが原因ではありませんが、
人間の知恵は、自然界にあるものに比べれば
ずっと浅はかです。
だからリスクも高いのです。
ですから健康でいようと思えば
人間が作ったものではなく、
自然の恵みをいただくことこそが、
健康で過ごせる第一条件だと思います。
そして、自然の恵みを
好き嫌いなく、少しも無題にせず
丸ごといただくことも、本当に大切なこと。
例えば、みかんを食べているということは、
みかんそのものだけを結果として僕たちは食べているけれど、
みかんを食べるまでには
多くの時間と人の手がかけられています。
目の前に現れたみかんには
みかんそのものに
晴れの日も雨の日も台風の日も、
心地いい日も心地悪い日も経験して
生き残った「たくましいパワー」にあふれ
そのエネルギーをいただいて
僕たちは元気でいられるのです。
生きていた魚、お肉でも一緒。
魚の切り身だけを食べていたとしたら、
都合のいい部分だけを集める人生になるし、
加工食品ばかりを食べていたとしたら、
要領いいことばかり求める人生になる。
これは食べ物だけのことでなく
あなたの生き方全体に関わってきます。
あなたの目の前に現れた全ての物や人に対して
丸ごとをそのまま受け入れることが
人生にとってもっと大切なことだと思っています。