久しぶりにこころ震える映画だった。
2009年の映画のようだけど
立ち見も出るほどの満員の観客で
見たければ
DVDなどで手軽に観れるはずだけど
やはり大画面で見たい人が
多い現れだと思う。
その理由は
この映画が
今流行のCGを使った映画でなく
全てが現地のロケによって
作られた映画であるから
その演技でない生の表情が
リアルなものと感じるのだと思う。
物語は前人未踏の登山を命をかけて
取り組む男達の話。
今は
一般の人でも登れる山。
僕が知ってるだけでも
登った人は何人もいらっしゃる。
でも、その困難さは
写真を見ただけでも伝わり
いただきには1人上がれるほどのスペースなので
順番にあがる
僕にはとても無理な山です。
その山にどうやって登るか
一つの団体は
日本地図を作るために
測量目的で
日本軍の威厳のためにも剣岳初登庁を目指す
日本陸軍の測量隊。
とそれに登山を目的とした
山岳隊との
初登庁を目指すパーティとの
威厳をかけた戦いの映画出会った。
それにしても
自然の力は偉大。
突然の吹雪、目の前にはだかる岩の壁
何者かが
登頂するのを阻んでるかのように。
でも、登頂する目的を果たすために
果敢に綿密に取り組んでいく。
でも、この阻む自然の神の前で
こころが折れそうになる。
そんな時に
気づくのです。
「何をしたかより
何のためにしたかが」
大切であること。
大自然の中で
こんな危険な目に遭いながら
地図を作るために
測量しないといけないのか
と悩む測量隊。
でも、測量の、地図作りの本当の意味に気づくのです。
「地図は
今生きている自分が
地球に生まれて、
地球のどこで生きているかを知る
ためにある。
地球で生きる自分の魂の場所を
はっきりさせるために
必要なものだ」と
気づくのです。
人のために目的を果たそうとする人に
神様は力を貸してくれる。
剣岳の神様は
測量隊んぽ登頂を許したのでした。
初登庁のはずでしたが
実は初登頂ではなかったのです。
エンドロールを見ながら
映画の中で行者さんが教えてくれた
剱岳登頂のための極意の言葉
「雪を背負って昇り
雪を背負って降りろ」が
よみがえってきました。
自然の神様のお許しがあれば
人生の夢を叶えるのだと。