3歳児の生き方を教えられて

毎日こども達と接していると
こども達の生き方を
うらやましく思うことも多い。

注射がいやだから大泣き
お医者さんが嫌いだから診察に協力しない
もっと遊びたかったのに
呼ばれたから悔しくてすねてみる。

でも
一緒に過ごして
何のために今ここにいるのか
お母さん達がどうして
連れてきたのか・・・ってこと
お話していくと
だんだんわかってくれて
診察にも協力してくれる。

こども達の
表情ってカメレオンのように
瞬間瞬間で大きく変わってきませんか。
これは病院だけの話ではなく
お子さんがいらっしゃるご家庭でも
そうではないですか?

転んで口を切って
大泣きしていたはずなのに
次の瞬間面白いものをもつけると
涙も乾かないうちに
ケラケラ笑い出したり
美味しいものを見つけると
口から血を流していても
美味しそうに食べたり・・・
こどもって本当に自由奔放に生きているなぁ
自分の本能のままに生きていて
うらやましいなぁと
思いませんか。

本能のままに生きていたはずなのに
いつのまにか
人の目を気にしたり
人に合わせて生きていこうとしたり
自分の気持ちを隠すように
生きてしまったり・・・
成長すると
本能のまま生きることを忘れてしまう。

確かに
社会生活をする上で
社会のルールを守らないと
社会生活において
集団生活は送れず、ひとりぼっちで
いきていかないと行けなくなる。

でも、これって
本当は人間の作ったもの
自分の生き方とは異なるもの。
時には
社会ルールに縛られずに
本能のままに生きることを
魂は望んでいるのだと思う。

社会的ルールを生きながら
3歳児のように
魂のまま生きることも大事だと思う。

ですから
いつも診察室で
自由に振る舞うこどもたちを見て
時折
魂が生きたい生き方を思い出すのです。

親御さんも
自由奔放なこどもたちの姿をみて
自由に生きる生き方を忘れないで欲しいと
思います。

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