人生100年時代を迎え
長寿のご老人が活躍していることも
不思議ではない。
今は亡くなってしまったけど
日野原先生は100歳超えても精力的に
診療を続けていた。
最近では
瀬戸内寂聴さんも
90才を超えても
筆の勢いは衰えることなく
作家、講演活動を続けられていた。
先日90才を超えても
お元気な姿でテレビに出演されていた
評論家の樋口恵子さんが
これまでこんなに長命でも
元気に活躍している人はいなかったので
その心境を伝えていきたいと
おしゃっていた。
確かに
長命の方は
もちろん定命というものもあるだろうけど
長生きでも活躍できる
考え方があるような気がして
これからの生き方を
学びたいと思っています。
90代になって
病気を切り返しても
不死鳥のように復活した
瀬戸内寂聴さんは
次のように語られている。
「なぜ、私は病気をしても
しなないのかと
思いめぐらすと
一つの答えがでた。
私は病気が嫌いである。
病気になった自分を見苦しいと思い
一日も早く、その状態から逃れたいと思う。
病気を呼ぶ自分の老衰も嫌いである」
この文章から
本当に病気が嫌いなんだと
言うのがひしひしと伝わってくる。
本当に病気が嫌だから
病気の淵から這い上がってこられたのだ。
でも
病気が好きな人っていないと
思うけど・・・
病気の人をうらやましいと思ったことはないですか?
病気になったら
ゆっくり休めるのに
みんなに優しくしてもらえる
今の苦しみから
逃れられるのでは・・・など
病気をうらやましいと
病気に憧れる気持ちがありませんか?
正面から、はっきり
病気は嫌いだといえますか?
一点の曇りもなく
病気は嫌い、病気になりたくないと思う人には
病気はよってこないのではないか
と寂聴さんの言葉をきいて感じました。
あなたは
病気は嫌いですか?