年別アーカイブ: 2022
運命の道を歩む
昨年生まれたこどもの数は
84万人であったと発表された。
毎年減っていますが
多くのこどもたちが
ひとりひとりの人生という
旅をはじめたと考えると
どこか感慨深いものがあります。
旅に出ると
機関車がレールの上を走るように
ひた走ることになります。
目の前に
レールという道があっても
それがどこにむかっているのか
行く手に何があるかもわからない
どこに続くかわからない
道を走り続ける旅が始まったのです。
自分の歩いてる道を
確かな道を歩く続けたいとおもっても
その道を歩く力がなければ
ゴールには達しません。
それは、あなたの今いる環境も
大きく影響しているでしょう。
その道を進むか、やめるか
運命の分岐点も度々目の前に顕れるでしょう。
その時
自分の生きている目的がわかっていれば
迷うことなく前進できることでしょう。
自分はなぜ生まれてきたのか?
これがわかっていれば
どんなに生きやすいことでしょう。
でも、わからないから
様々なことにチャレンジする勇気ももて
思わない経験をすることもできる。
そして
その体験で新たな才能や力が
開花するかもしれません。
でも
全てのことはあなたのこころが知っている。
迷ったら
今までの人生を振り返ってみて
困ったとき
順調なとき
あなたはどんな思いを感じ
どう選択したことでしょうか?
あなたが選択した行動の中に
あなたの運命が隠れていると思うのです。
あなたの気持ちを大事にして生きていくことが
きっと
あなたが望む世界に導いてくれるのだと思うのです。
怖れずに生きていく
テレビをつけると
連日報道される
コロナ感染拡大のニュース
それに加えて
緊迫するウクライナ情報が
流れている。
そのニュースを聞いても
自分自身の力だけでは
防ぐことができないことを
聞くと
こころの中に
どんどん不安な気持ちが生まれてくる。
この不安な気持ちが
病気を生んでしまう?のではと
感じることがあります。
コロナになったのも
風邪をひいたのも
周りの○○が感染してたから
仕方ない。
この病気になったのも
両親が同じ病気で遺伝だから
仕方ないのだ。と
病気になったのも
病気が治らないのも
あきらめていませんか?
でも
周りにインフルエンザのような
強い感染症の人がいても
かからない人もいる。
癌家系だからといっても
癌にならない人もいらっしゃいます。
確かに
病気には遺伝病という
確実に遺伝する病気はあります。
でも
伝染する病気
遺伝する病気が
全てではないのです。
病気を生み出しているのは
自分自身の不安な気持ちかも知れません。
自分は癌家系でないからと
癌に対する不安がすくないので
癌を発症することが少ないのかもしれません。
今は
いろんな病気を経験するだけでなく
実際に経験しなくても
嫌でも病気の情報を耳にすることになり
病気に対して怖れていませんか?
病気を怖れるのはやめて
むしろ怖れそのものを怖れるべき
怖れそのものを怖れている自分に気づきましょう。
怖れをもたなければ
免疫力がアップして
病気もあなたに近づかなくなるからです
お金の使い方
人の争いの原因は欲。
欲を満たすために人は争ってしまう。
欲には、名誉欲、所有欲などいろいろあるが
戦争が起こっているが
誰にでも争いの火種は持っている。
その火種を助長してしまう身近なものって
お金だと思う。
お金はいい面も悪い面もあり
使い方によっては災いの源にもなりうる。
でも
この世を生きていくためには
お金はなくては生きていけない。
それは
職業や身分にも関係なく
どんな聖人だって
お金なしでは生きていけない。
お金なしではいけないけど
お金がありさせすれば、しあわせ。
有り余るほどのお金をもっていれば
しあわせに過ごせて
人生の成功者といえるのか?
お金をもっていることは
決して悪いことではなく
お金自体をもつことを
畏れることもありません。
大切なのは
お金をどう使うかどうかなのです。
今もっているお金を持って
薬を買うか、毒を買うか
それはあなたの自由だし
お金自体もそのどちらを買うことが
あなたにしあわせをもたらすのかも
教えてくれません。
ただ愚かな使い方をすれば
結果はふしあわせ
正しい使い方をすれば
しあわせが舞い込んでくるはずです。
生きてために
食べ物などの対価を支払うために
お金を稼がないといけません。
それは偉いお坊さん、神主さん、神父さんでも
我々と同じ。
でも、
生きている力の全てを
お金儲けに使ってはもったいない。
実際に金儲けに
生きているエネルギーを費やしている人が
多い気がします。
お金を稼いで
成功しているように見えても
しあわせを手に入れる前に
亡くなってしまう方もいらっしゃいます。
真のしあわせが見つからなければ
人生の目的が無駄になってしまうかもしれません。
財を失っても
またやり直せるけど
からだやしあわせ、安らぎは
一度失うと、中々取り戻せません。
お金を稼ぐことは悪いことではないけど
真の目的を忘れないように
しなくてはいけません。
偽の記憶~フォールス・メモリー~
コロナ感染の動向が心配な中
ロシアによる
ウクライナ侵攻の報道がなされ
次々に僕たちだけでなく
全世界が不安の波が押し寄せています。
世界がどんな状況にあるかを
僕たちが知る手段としては
テレビや新聞、そしてインターネットで
報道される情報を
間接的に知るだけで
真実はどこにあるか確認する術は
僕たちにはありません。
そんな時
ノーベル賞を受賞された
利根川進先生の提唱された
「偽の記憶(フォールスメモリー)」を
思い出しました。
これは
被験者にうその写真を
何日にもかけてくり返し見せながら
それが過去にあったこととして
繰り返し話をしていくうちに
被験者もそれが実際にあったことと思い込み
偽りの記憶(フォールスメモリー)が
現実のできごととなることがあるのです。
このことは
我々の脳には
実際の行動よりもフォールスメモリーによって
規定されることがあると言うことを
覚えていないといけない。
情報が氾濫する世の中だからこそ
自分の目で手で確認することが
重要になるのだと思います。
今人々の平和を脅かしている
ウクライナ侵攻や
コロナ感染に対しても
人人が平和な道を歩むことを
惑わさないように一日も早く終息することを
願うばかりです。
全てのことは見えていない
コロナのパンデミックになって
様々な行動は制限された。
日常生活の面でも
仕事の面でも
現在と以前とはかなり違う。
仕事の面では
学会に行く機会がかなり減ったというか
ほとんどなくなった。
でも
最新の知見を勉強しないと
医学の発展に取り残され
患者さんにとっても
いい治療をできなくなってしまう。
そう思うのは
僕だけでなく、
みんながそう思っているはず。
だから
最近では会場に行かなくても
勉強ができる
ハイブリッド勉強会が開催されるようになり
このコロナの時代でも
勉強を続けられている。
先日は
睡眠の分野における大家
神山明先生の講演を拝聴した。
最近は
こどもたちだけではなく
赤ちゃんの睡眠不足が問題しされている。
朝早く起きて
目が覚めたら朝日を浴びたらいい
夜更かしすると学力低下につながる
・・・なんて
言葉だけ読むと
ちょっとショッキングに聞こえるが
これは大変、
そこを是正しないといけないと思うが
神山先生は、その行動に注意を促された。
睡眠とは
とても個人差があるものだと。
夜型の人は
夜目が覚めるように体がなっている。
個人差があることを
知らないといけないと・・・
そして
睡眠は人間だけでなく
生物にとって当たり前かつ自然な行動。
からだはもっとも身近な自然であると。
からだはもっとも身近な自然であるから
①人は寝て食べて出して
初めて脳と体の働きが充実する昼行性の動物である
②寝不足は万病のもと
③最も身近な自然であるあなた自身のからだの声に
耳を傾け日々を過ごすことが大事
④からだを頭でコントロールすることは無理
⑤自分のからだを大事にして下さい
⑥最も身近な自然であるからだに、
畏れと謙虚さを持ちかつ奢りを捨てて
相対して下さい
最後の先生のまとめを聞いて
こころの中に何かが溶け込んできた。
幽顕の世界の境はどこ?
この世は全て
目に見える顕在の世界と
目に見えない核得れている幽の世界がある
といわれている。
もちろん
今生きているこの世界は顕の世界。
あの世、魂の世界は
幽の世界といわれている。
赤ちゃんが母親の子宮にいて
生まれてくるまでの世界は
幽の世界と言われている。
我々は
幽の世界でこの世に生まれてくる準備をして
この世にいきられる力を蓄えて
生まれてくる。
よって
生まれた瞬間に
幽の世界から顕の世界にいきていけるように
なってるのかというと
そうではないようです。
その境は
赤ちゃんの発達を観るとわかるます。
赤ちゃんは生まれた後
3か月になると
首がすわります。
心音セラピーをされている三門大慈先生によると
寝返りが打つまでは
泣いているときに
妊娠中の心音を聞かせると
落ち着き発育もいいようです。
しかし
8か月いこう寝返りができる頃になる頃
妊娠中の心音を聞かせても
落ち着かず、かえっておかしくなる。
しかし母親の心音を聞かせると
落ち着くというのです。
ここに幽玄の世界の境のヒントがあると
思うのです。
寝返りを打つまでは
お腹の中にいるときの気が優位
つまり食べるものも母乳のみで
東洋医学的にいう
先天の気で生きている。
だから、妊娠中の面影つまり
魂のまま生きてきた状態。
それが
寝返りする頃になると
先天の気のエネルギーから
この世に生きていくため
食事を自分でとるようになり
外界の刺激を感じるようになり
後天の気が優位になるのだと思う。
そこまでは
誰もが魂の世界のことを覚えているのかもしれない。
この世に生まれてきた目的も、意図も
だんだん記憶からなくなってしまい
その思いは潜在意識の中に
閉じ込めて生きていくようになるのだろう。
寝返りする
8か月が幽玄の世界の境なのです。
人間だけが持つ創造力の使い方
人間には他の動物にない
能力がある。
それは創造力。
人類は、脳を発達させながら
先のことを予想する能力を
発達させて
未知の将来を想像し、それに向かって
行動することで
人類は発展してきた。
他の動物は
過去のこと、経験したことを覚えていて
その体験を今を生きるために
役立たせている。
しかし人間は
過去よりも未来にこだわり
未来にこだわり
未来のことを求めて
今を大事に生きることを
忘れてしまっている気がする。
未来のために
頑張っている人も多いだろう。
でも
僕たちが生きているのは
未来ではなくて
今という時間にしか存在しない。
我々は
どんなに死にたいと思っても
心臓は動いている。
胃腸は働き、お腹もすく。
どんなにつらくて苦しいときでも
眠たくなるし
朝には目が覚める。
どんな未来を予想しても
今を生きるようになっているのが
僕たちの運命。
僕たちのからだは
今をしっかり生きるようにできている。
どんな時であっても
みんな頑張って生きている。
そんな今の自分を
どんな状況であっても
頑張って
支えてくれている
からだの感謝していることを
忘れてはいけない。
その頑張りは目に見えないけど
人間の持つ創造力を働かせて
感じることが大事なんだと思うのです。
北京オリンピックが終わった途端
北京オリンピックが閉幕した途端に始まった
ロシアとウクライナの戦争。
オリンピック中は
昨年からコロナ禍の中
開催すら賛否両論あり
様々な問題を投げかけた
オリンピックだったけど
終わると
選手達の姿に
感動というプレゼントを受け取り
開催されたことで
観客としても学ぶことが多いのが
オリンピックだと感じました。
まずは
選手達の上を目指し
競技に集中する
集中力のすごさを感じました。
集中力をつけるためには
まずは肉体を鍛えなければならないけど
こころを鍛えることも怠ってはいけない。
こころを鍛えるためには
自分にとって価値あることを成し遂げようと
決意することが一番。
例えそれが無理だと人に言われても
その決意にむかうことが
己自身が高まるのです。
ですから
何かをすると決めたなら
あなたの周りにおこっている出来事も
地球上で起こっている問題も
そして
太陽が毎日あなたを照らしていることさえも
忘れてしまうかもしれません。
気にしないといけないことは
あなたが決めた決意を
決して諦めないこと。
あなたが強い決意を持ちさえすれば
多くの人があなたを応援してくれて
力を貸してくれることでしょう。
それは、神様さえもきっとほっとかないと
思うのです。
まずは
あなたが何を成し遂げたいのか?
それをあなたがどれくらい望み
決意するかなんですよ。
そして今忘れそうになっている
純粋なこころを
思い起こさないといけないのでしょう
ナンバーワンになる確率は?
北京オリンピックが終わり
連日の熱戦に釘付けの方も多く
まだその興奮冷めやらない方も多いことでしょう。
オリンピックといえば
誰が金メダルをとるかが
皆の最大関心事項になります。
関心なのは
オリンピックにでるのも大変なのに
ただひとりだけが
その頂点に手にできる金メダルを取るか。
金メダルを採れるのは
実力はもちろんだけど
運の力も大きく働く。
金メダルをとる確率って
どのくらいだろう。
オリンピックの金メダルの数は
およそ300といわれている。
団体競技だったり、
ひとりで複数手にする猛者もいるけど
金メダリストと金メダルの数を同じと考え
世界人口80億人だと考えると
金メダルを手にする確率は
およそ3,5億分の1という
すごい確率。
夢の夢だな・・・と思ってしまう
やっぱり金メダリストは
強運の持ち主だと言える。
金メダリストもすごいけど
実は僕も強運の持ち主なのだ。
僕だけでなく、あなたもみんな強運の持ち主。
僕たちが
この世に生まれるためには
精子と卵子の過酷な生存競争に打ち勝ったきた
結果なのです。
1回の射精で放出される精子は
2~3億個ともいわれ
卵子に最初にたどり着けるのは
1回のチャンスしかなく
卵子に無事たどり着けても
受精までいくのはまた確率が下がる、
ですから
受精にまで至るには
3億分の1よりも低い確率になります。
また卵子は180万個あるけど
女性が生涯排卵する卵子は500個
ともいわれ
卵子が異なれば
今のあなたと別人格になってしまう。
あなたの今を形作った精子と卵子が出会い
今の僕やあなたが誕生した確率は
文字通り気の遠くなる
天文学的な確率で
勝ち抜いて存在するのです。
そう考えると
この世に生まれていることが
強運なのだ。
こんな僕でも
神様の祝福があって生まれてきたのだから
このいのちを大事に
そしていのち輝かせて生きていける
はずなんだと思うのです
薬指に助けられて
入院中は手のリハビリもしていました。
手の動きはとっても複雑。
だから
手を以前のように動かそうと思うと
かなりリハビリを
頑張らなくてはならなかった。
特に
リハビリに難渋した指は
薬指。
動きずらそうにしている
薬指をみていると
弱い指だし
この指だけが
思い通りに動かないことも不思議
動くときは
小指と一緒だし
その弱い指に
どこか愛おしさも感じてしまう。
この弱い薬指の役割もあるはず。
文字通り薬を塗るときには
重宝する指。
薬指に薬がついていても
親指と人差し指と中指の3本が
自由に動かせるので
ものもつかめるし
この3本で作業することができる。
歴史的にみても
古人は不器用なこの指にも
愛情をもって接してきた。
西洋では
この控えめな指が
愛情に通じていると考え
この指に結婚指輪をつけるようになった。
薬師如来では
左手に薬の壺をもち
右手の薬指を少し前に出し
傷ついた私たちに
薬を塗ろうとしてくれているように
この指は病気を治す力をもった
神聖な指と考えてました。
僕自身にとっても
薬指は
リハビリ中に
大きな勇気と治る力をもらった
指であることを実感しました。