「赤ちゃんをどう育てればいいでしょうか?」
「何をしてあげればいいのでしょうか?」
と聞かれることがあります。
そんな時、こう答えます。「
お母さんは、こどもが喜ぶことをしてあげてください」と。
「赤ちゃんが喜ぶこと」ってなんでしょう?
抱っこしてもらう、おっぱいを飲む、お風呂に入る
いないいないばぁ、お父さんに面白い顔や声をしてもらう・・・あげればきりがないですね。
そして、
赤ちゃんが、泣いているばかりで何をしたら喜ぶかわからなくて、オロオロしてしまうこともあるかもしれません。
忙しい時、泣かれてイライラしてしまうこともあるかもしれません。
それでも、いいんです。
ただ、そのような時も赤ちゃんが喜ぶことを考えてください。
「こどもが喜ぶことをしてあげるのが一番いいんだ」と思ってください。
そう思っていると、
嫌な気持ちよりも楽しい気持ちのほうが強くなって、
こどもが泣いても、あれこれ要求してきても、
イライラしなくなるから不思議ですよ。
そして、
お子さんが喜んでくれたら、
お母さん、お父さんも一緒になって喜んであげてください。
こどもが喜び、親が喜ぶことで
「喜びを分かち合う力」が育ちます。
“喜び合う子育て”をしていると、
非常に気持ちが安定し、
思いやりのあるこどもに育ってくれますよ。
赤ちゃんとだけでなく
大人同士でも
共に“喜び合う心”を大切にする社会になるといいですね。