月別アーカイブ: 2月 2023

今できることに自信をもって

75歳になった
患者さんから、こんな気とをきかれた。

「先生、わしは75歳になったけど
この年からみると
この程度でいいのだろうか?
それとももっとがんばった方がいいのだろうか?」

その患者さんは
大きな病気もなく
大きな悩みもなく
毎日悠々自適に暮らしていると
思っていた。

もともと人のためのことを考えて
働いて、生活をされてきた人生なので
周りの人々が頑張ってる姿を見ていると
自分ももっと頑張らないと行けないと
思ってしまうのでしょう。

そして
以前頑張ってた自分と比べ
もっと頑張らないといけないのではと思うのでしょう。

この患者さんだけでなく
お年寄りの方は
若いときn自分と比べ
もっとやらないとという気になられる方は多い。

これはご老人だけの話ではなく
病気を経験して思うこともある。
このままでいいのだろうか?
もっと以前のようにできるように
頑張らなくてはいけないのだろうか?
でも、病気があるから
自分の意志だけではどうにもならないという
大きな不安もある。

今の自分を
昔の自分やできている人と比べてしまうから
できない自分に悲観したり
不安も大きくなるのかもしれない。

大事なことは
例え病気があったとしても
その時の100%の力で
生きていくことが大事なのではないかと
その患者さんの質問に
まるで自分に言い聞かせるように答えていました

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IT機器でバランスを崩さないように

先日、最近人々は
常にスマホを触っていて、
時間があるとスマホを常に触っていないと
落ち着かないという人が増えているというか
どこに行っても
スマホをいじっている人で
どこもあふれています。

病院の待合室でも
おとなだけでなく
こどもまでもスマホを扱っています。
診察室に入っても
スマホだけを大事そうに握って
入室してくる高校生も目立ちます。

ニュースで
13歳の女の子が
親にスマホの使いすぎを注意され
親を刺し殺してしまったという
こころ痛む事件まで起きてしまいました。

人が持っている
心のバランスを整える気も
エネルギーです。
このエネルギーは電気的な傾向もあるので
携帯電話を耳元にあてただけでも
電車の中で携帯やタブレットなど
たくさんの電気にかこまれていたり
PCをむかう生活を続けていると
自身の波動がゆがみ
リズムが乱れ、精神の不安定さを生む
要因になってしまいます。

我々のエネルギーの根源は
宇宙から降り注いでいると考えられています。
そして、そのエネルギーは
ご自身がリラックスしていないと
受け取ることが難しく、
IT機器や電化製品で発生する電磁波は
この自然にあふれている
宇宙からのエネルギーの流れをゆがみ、抵抗し
その結果
自律神経が乱れ、リラックスできず
あたまが休まることなく
切れやすくなってしまうのも当然かもしれません。

IT機器の功罪はわかっていても
おとなからこどもまで
これだけ幅広く生活のなかに入り込んだ
パソコン、スマホをシャットアウトするのは
難しいでしょう。

ですから
休日は、パソコン、携帯から離れ
是非とも海や山など
自然の中に出かけてみて下さい。

自然の中に身を置くことで
からだにたまった電気が放出(アーシング)され
自律神経が整います。
また自然の中できかれる音に
波の音、木々のざわめき
虫や鳥の声などにも波動を整える力があります。

自然の中に出かけなくても
クラシック音楽など
気持ちがゆったりする音楽をきかれるだけでも
波動が整います。

IT機器によって乱れた波動を
整える時間を是非とって下さい。

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マトリックスの世界

1999年に発表され
大ヒットした映画「マトリックス」を
観た。

大ヒットした映画なのに
まだ観たたことがなく
なぜか、今自分が感じる世界を
表現している気がして
今回観ることにしt。

見始めて
大ヒット映画だけに
マトリックスのパロディーだった場面が
次々に現れ
あっという間に作品に引き込まれた。

テーマは
AIによる仮想世界と現実世界との
両方を生きる
アンダーソンことネオが
救世主となり
仮想世界にいきるエージェントとの
戦いを描いている。

今でこそ
AIの世界が
現実の我々の世界を創り出している。
実際の頭で創られた世界の中で
的と闘っている。
からだもこころまでも支配されないように
救世主ネオは闘っていた。

映画公開から四半世紀がすぎて
やっと
マトリックスの映画の世界が
現実になっている。

予言的な映画に思え
今も全く古くなっておらず
東洋思想なども盛り込んでおり
何度もみたい
深い深い映画になっている。

この映画は続編も創られており
マトリックスの世界にまだまだ
浸りたいと思います。

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授乳中の薬

当院はファミリークリニックなので
おこさんを中心にお父さん、お母さん
ご家族で受診されることがあります。

ひとり風邪をひくと
家族全滅・・・ってこともあるのだけど
どのご家庭も
まずは、おこさん。
そして
ふとお母さんも同じ症状があり
お母さんとのことをお聞きすると
”私も診ていただけるんですか?”
お母さんが遠慮がちに受診されます。

そして
”授乳中ですけど
飲めるお薬あるんですか?”と
きかれて
”大丈夫ですよ”と
お答えすると
安心されて、診察を受けて帰られます。

どうも
①薬を飲むと母乳を与えられないという慣習があったり
②薬の添付文書に授乳中止と書いてあるのですが
これも科学的に意味がなく、今の時代にそくわない
書き方になっています。

だから
薬飲まない→病院に行かない(いけない)
病気が悪くなってしまうということになるようです。

でも、実際は
母乳中でも薬は飲めるのです。

そこで今日は
授乳中の薬であわてないでです。

最近は
母乳の研究が目まぐるしく進み
母乳はミルクよりも

①感染の予防する力がある
②免疫や神経発達を促す優れた効果がある
③母児間の愛情形成を促す効果があるなど

優れている点がわかっていています。

でも、授乳中に薬を飲むと

薬が母乳の中に出て
赤ちゃんに悪影響を及ぼすのではないかと
心配している方は血行います。

日常的に使われている医薬品の
ごく少量しか母乳中にでないことがわかっています。

実際母乳は乳腺で作られます。
薬を飲むと、
消化管で吸収され、血液を通して
全身に運ばれ、肝臓などでも処理され
乳腺に運ばれたときには
かなり濃度が薄くなっています。

だから
ほとんど薬は
授乳中であっても、内服でます。

お母さんに必要な薬はきちんと飲めて
おこさんには影響がでないように
できてるんですね。

人間のからだって
よくできてるなって思います。

でも
不整脈の薬、麻薬、放射性ヨウ素剤
睡眠薬、転換のお薬はでは
内服量によっては
授乳中に移行する薬もあるので
かかりつけの先生に
授乳中であることは伝えて下さいね。

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出会う人はみな師

こどもはみんな
早く大きくなりたい
立派な大人になりたい
いつも成長したいと
思ってることでしょう。

成長したいと思うのは
こどもだけでもなく
おとなも何歳になっても
成長したいと思う方も多いでしょう。

成長したくても、
一人で考えていても
一人だけでは
決して成長はしません。

人は、日々
多くの人に囲まれて生きてきて
多くの刺激をもらって
成長していきます。

日々の生活の中で
人からだけじゃなく
経験したこと、身の回りに起こったこと
読んだ本、聞いた音楽、目にした風景など
無限と言っていいぐらいの
様々なことから刺激を受けて
みんな成長していきます。

昨日よりも
成長したいと思うなら
周りから何かを学ばなければなりません。

無限にあるものの中で
最も大きな影響を与えてくれるのは
”人”です。
成長させてくれるのは
”尊敬できる人”、”とっても偉い人”
”とってもすごい人”
かもしれない。

でも
あなたを成長させてくれる人は
決して特別優れた人ばかりと
いうわけじゃない気もします。

”いい加減な人”
”うそをつく人”
”約束を守らない人”
たとえ嫌いな人からでも
学べることはあるはずです。

知り合いではない
偶然出会った人
通りすがりの人の
笑顔だけを交わした人からでも
学ぶことはあるはずです。

逆に
人と過ごしていると
腹が立つこともある。
そんな腹が立つ人と出会ったとしても
この人から
何を学べるかだろうか
何も学ぶべきことがない
と考えることに実は意味がある。

反面教師という言葉もあります。
どうしてなの?
なぜなの?
そう思った瞬間に
あなたはきっと学び始めているのです。

だから
どんな人からも
学ぶことができるはずです。

好きな人であっても
あなたに意地悪をした人であっても
そんなこと
気にすることはありません。

今日出会った人はみんな”先生”
みんな、自分に何か伝えようとしている。
自分に何かを教えてくれている
のだから、みんな”先生”

こう考えていると
誰に対しても
”ありがとう”という
気持ちになってきます。
そして
人はみな
生かされ生きているという
ことに気づくのだと思います。

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思い立ったら吉日

新しい年を迎えると
多くの人が
今年はこんな一年にしようと考え
いろんな経験をしようと
決意を新たにされる方も
多いことでしょう。

昨年の年始めにも
きっと同じように思い
色んなことにチャレンジされた方も
多いことでしょう。

僕にも
こんなことにチャレンジしたいと
昨年も今年も思いがありました。
新たにやれたこともあるし
できなかったこともあります。
そして、昨年の一年を振り返り
やったことすら忘れてしまったことことも
あると思います。

忘れたことを含め
実際に行ったすべての経験は
捨て去られたわけではなく
頭の中の記憶の引き出しの中に
格納されていて
必要となったときに
その引き出しが開けられ
利用されるのです。

だから
生きている限り経験することは
無駄な経験なんて何もないのです。
もったいないのは
やらなかったことでしょう。
だから
みなさんにお伝えしたい。
思い立ったら吉日
思い立ったことは躊躇せずおこない
今年一年を明るく有意義な年にしましょう

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八紘一宇

今日は立春
立春は季が変わる節目の時期で
初詣の時と同じように
今年がいい一年に為るように
いろんなお願いをする方も多いと思います。

願う目的も、内容も人それぞれ。
個人的な願いごともあるでしょう。
世界の平和を祈る方もいっらっしゃる方もいるでしょう。

世界平和を祈る言葉の中で
「八紘為宇」というのがあるのは
ご存じですか?
この言葉は、政治家が時々口にする言葉で
東京裁判の時に議論されたり
最近では、三原じゅんこ参議院議員が
国会の発言で注目された言葉です。

この言葉は、日本古来からの言葉で
神武天皇が
東征を決断されたときに
兄の五瀬命に述べたことばとして
現在まで伝えられています。

現在の漢和辞典によると
八紘は「天地の八方の隅」で
転じて全世界を意味し
「宇」は家を指します。
すなわち全世界をひとつの家にするとの意味。

その言葉を
神武天皇はきっと
日本全体が平和に収まった状態を
思い浮かべ
日本列島全体が
私たちの家となり
私たちが
同じ家に住む家族となるとこを願い
この言葉を発されたのではないかと
僕は思うのです。

今は
日本だけの問題だけでなく
世界全体が一つの家、家族と
為らなければいけない時を
迎えているのです。

今こそ
八紘一宇の精神で
「奪えばたりなくなるけど
分け与えれば余る」という
応神天皇が引き継がれた精神をも
日本人として生まれたからには
引き継ぎ、世界に広めないといけない
精神なのだと思います。

この精神は
災害が起こったとき
今のようにコロナ感染の後の世に
必要な精神だと思うのです。

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喜べば歓び事ごとが多く訪れる

新しい年になって
長かった
新型コロナウイルス感染症の出口が
少しずつ見えてきた気がします。

でも、
どのように終息するか
まだまだ先も見えない状況です。

でも
世界がパンデミックの状況でも
どんな逆境の時でも
月日は巡り
また新しい時間が
巡ってきます。

新年が明けて1か月経ちましたが
みなさんは
今、どんな気持ちでお過ごしでしょうか。

まだ世の中は不安定のなか
目を疑うようなことが世の中では起こっています。
どんな時代になっても
時間は流れるていくし
新しい時間が来るのです。
その流れは
どんなに抵抗しても
止めることができません。

全ての時間を
受け入れるかは
自分の気持ち次第です。

例え病気の中にいても
悲しみばかりじゃない
今日できたこと
昨日の苦しみが
少なくなっていることもありました。

すべて
自分の心が
今の自分の心を決めているのです。
ですから
不幸を探すより、しあわせを探して
生きていった方がいい。

信貴山の管長がこんな言葉仰ってます

「喜べば慶び事が喜んで
喜び連れて喜びに来る」

どんな時代であっても
慶びは必ずあなたと共にあります。
今年もみなさんに慶び事が訪れますように
今日も僕も医療を通じて
働かせていただきます。

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湯川秀樹先生の弟子になれたら

僕は
これまで色々な方に
お世話になって
育ててもらい今日まで生きてこれました。

でも
悲しいかな
自分は一匹狼で過ごす性なのか?
いつの時期でも感謝している人に出会っても
ずっと影響を受け続けられた人
いわゆる
師匠、メンターという方に
出会えることが少なかった気がします。

でも
実際に会ったことがなくても
いつも時期になると出会い
その時の僕にとって大きな影響を与えてくれる
いわゆるメンターという方が
二人いっらしゃることに
最近気がつきました。

一人は
日本ではじめてノーベル賞を受賞された
物理学者の湯川秀樹先生です。

湯川秀樹先生との出会いは
小さい頃読んだ伝記なんですが
その時の印象は今でもはっきり覚えています。

京都大学、ノーベル賞など
すごい先生なんだと
読んだときの感想なんですが
なぜかわからないけど
大好きな、えらい先生だと思ってたし
将来の選択を迫られたときも
理系苦手の僕にとっては
足下にも及ばないけど
頭が良ければ、湯川先生の後を継げたのに・・・
なんて
空想しながらも、今の道を選んだ気もします
そしてその後も
ずっと尊敬し続けた先生でした。

そして
今、目に見えない世界の存在を
感じながら医師をしていると
先生の晩年発表された研究「素領域理論」が
まさに
見えない世界
あり得ない世界
ひょっとしたら魂の世界が
湯川先生が理論上考えられていた世界だ
と言うことを知りました。

入院中も
なぜか先生のエッセイを読みたくなり
図書館で借りた本を読んでいました。

先生が物理学的に証明しようとした世界を
僕が信じて証明しようと歩いている世界
湯川先生が導いてくれている世界だと
直接お会いしたこともなく
先生なんて言うのもおこがましいですが
僕は、勝手に、独りよがりかもしれませんが
先生の導いてくれた道を信じて歩いている
今は
先生の弟子の末端にでもいるつもりでいます。

自分勝手な思いですが
先生に実際に会って許されるものなら
湯川先生の思いを持って生きる
弟子のひとりになることを許してもらいたい思ってます。

もし
将来先生の示された素領域の世界で
先生に出会うことができた日には
先生の理論を実践したと言える
生き方をしていくつもりです。

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