健康であるとはどういうことでしょうか?
この問いに対する答えは
無数に存在する気がします。
医者でさえ
“健康って何ですか?健康ってどういう意味ですか?”と
尋ねても、答えは様々だと思います。
それは、
健康に対する思い、願いは
人それぞれであることの
表れでないでしょうか。
例えば
先天的、後天的であれ、
からだの一部に
不自由な面があった場合でも、
その部分を補い、
サポートする道具や器具があって、
望んだ日常生活ができれば、
きっとその方は
健康的な日々を過ごされていることでしょう。
逆に、
五体満足であっても、
肉体的、精神的な面で問題を抱え、
人生に対して希望や夢を描けない時は、
決して健康であるという事は言えないでしょう。
健康であるためには、
からだに問題がある、なしではなく、
心もからだも元気でないと
健康とは言えないのではないでしょうか?
つまり
“心とからだ”のバランスが
とれていて初めて健康と言えるのです。
病気の原因は
からだが病んでいる場合と
心が病んでいる場合の二つがあります。
肉体が病んでいる時の治療法は
数多くあります。
特に現在主流の西洋医学は、
飛躍的な発展を遂げ、
多くの難病を治療することが
できるようになりました。
ただ残念ながら、
西洋医学はからだの悪い臓器や組織中心の医療です。
健康であるためには、
からだとこころのバランスをみることが必要です。
そのために、
これからは
目の前の患者さんの
からだとこころ全体を診る
“全人的医療”を目指して
いかないといけないでしょう
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https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.html