病気になった時苦しいのは

病気になると
病気自体による痛み、全身倦怠感、食思不振
動けないなどの肉体的つらさはあるから
医者はその肉体的つらさから
脱することができるように
患者さんとともに
病の完治を目指して日夜努力しています。

そして
病気が解放にむかっているけど
患者さんの表情がスッキリしないので
なぜだろう??と首をかしげてしまう場面も
多々あります。

コロナの時代も
街を歩く人々の表情は
どこか浮かないように見えたのは
僕だけでしょうか?

病気になると
肉体的にも、精神的にも
疲弊してしまうことは
誰でも経験します。

人間は不思議な動物。
自分が楽しく生きられるように
自分本位に生きてしまいがちに思えるけど
人間は自分が生きるためだけに
生きてない気がするのです。

ですから
地震が起こると
困っている人の力になろうと
家の片付けをてつだったり
炊き出しをしたり
元気なおとなはもちろん
こどももお年寄りも
自分ができるボランティア活動をされます。

そこには
何の報酬もないはず。
そこにあるのはよろこび。
人の役に立っているんだということに対して
これ以上の喜びを感じるからでしょう。

それに対して、病気になって
からだが不自由だと
人の役に立つことができないだけでなく
人に迷惑をかけて、邪魔になってるのではないかと
思ってしまうからつらくなるのです。

でも
からだは動けないのです。
その時は喜んで
善意に甘えましょう。
その時に与えてもらった行動、気持ちを
自分の心の中に大切に温めておきましょう。

そして
その温かい気持ちを
必要な人に渡せる日まで
大きく育てましょう。

その気持ちが
きっと役に立つ日が来るはずです。

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