古事記といえば
言わずと知れた、日本の国造りの話が
物語として書かれた
歴史書です。
この本を読むに従った
とても興味深い話だけど
よくわからないと感じることもある。
特にわからないのは
出雲の国を治めていた
オオクニヌシが天照大神に差しだす
それも無血で差しだすという話。
オオクニヌシを神とするなら
だからいいのか?
国の民衆はどうなる
その時の不安な気持ちは・・・
現在のロシアとウクライナの戦争の状況を
目の当たりににすると
とても不可解
何か?記すことができなかった
裏取引があったのでは?と勘ぐってしまう。
今回
いのちの研究会に参加して
出雲を治めたスサノオとオオクニヌシの話を
聴いて、納得したので
ご紹介しようと思います。
日本は
国譲りが行われてから
言わずと知れた天照大神の血をひく
天皇家を中心に発展した国です。
そして
オオクニヌシは
天皇家に引き継がれた表の世界ではなく
裏の世界を治めているというのです。
もっとわかりやすく言えば
目に見える物質の世界を治めているのが
天照大神率いる表の世界
そして
目に見えない精神世界を治めているのが
オオクニヌシの支配している世界なのです。
この世界の状況が
今、大きく変化しているのを
感じてる人も多いことでしょう。
つまり
目に見える世界から
だんだん
目に見えない世界を感じていることを。
そして
もともとの日本の姿に戻ろうと
しているような気がします。
元々の日本の世界として
注目されているのが
縄文時代。
縄文時代は1000年以上も続いたようで
不思議なのは
その間に戦争など闘った後がない
平和な時代であったと
言われています。
なぜ
平和な時代だったのでしょうか?
そこには
女性の母性愛が大きく影響していたのでは
ないでしょうか?
この時代
男性は人々の生活を支えていましたが
女性はシャーマンとして
男も含め、人々の心を支えていたと
思えるのです。
そう言えば
2度殺されたスサノオも
2度とも女性の力で救われています。
女性の力が
国の平和をもたらせていたのです。
現在の日本でも
女性活用の声が上がっています。
でも、その考えに賛成だけど
やり方考え方を間違えてはいけないと思うのです。
女性に
男性と同様に働くことではないような気がするのです。
男性と争うのではなく
女性として女性の立場で
女性の特性を生かして
世の中に働いていくことでないのでしょうか?
母性愛であふれる世界になることが
これからの求められる世界だと思うのです。
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