からだは枯れてもこころは枯れない

年を重ねていくと
今まで感じていた年とったときの
違和感を感じることがある。

そのひとつが欲についてです。

人は誰でも
欲があります。
赤ちゃんの時は
生命を繋ぐために必要なこと
そして
年令を重ねるごとに
様々な欲が表面に出てくる。
すべてがもっていい欲ばかりではない。

その欲の
限りない大きさに
怯えてしまうこともある。

しかし
きっと欲は限りあるものではないかと
思っていたけど
年を重ねても
中々しぼんで往かないのが
欲というもの。

年をとって
からだの衰えを感じても
なかなかその衰えを感じない。
年取っても枯れないのが
こころなのだと思うのです。

からだが衰えた分だけ
若いときにできていた経験をしていたから
世俗的な欲が深まってい気もします。

年をとっても
からだの不自由さを感じても
想像力は衰えず。

あること
ないことに思いを巡らしてしまい
自分を苦しめてしまいます。
でも
からだが例え動かなくとも
想像力の翼で自由にこの世を飛ぶことが
できるのです。

からだは衰えても
こころは枯れない
ということを胸に留め
自由の翼を広げ
ずっと生きて生きたいものですね。

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