僕の小児科医としての使命

僕は30年以上
小児科医として生きてきました。

この30年間
大学病院、こども病院のような
超未熟児から白血病など
生死の狭間で苦しんでいる
重症患者さんを救うために
働いている時期もありました。

開業してからは
大きな病院では経験しなかったような
病気は軽症であっても
その子を苦しめ、悩ます原因を治療を
マニュアル通りには行かない
教科書にも治療法が記載してない
検査しても原因がはっきりしない
こども達
そしておとなの方と日々向き合っています。

そんな毎日を
ふと振り返ったとき
昔から
例え一般的には
病気の重症であっても、なくても
僕のやることは同じスタンス。

目の前の患者さんが
重症、軽症に関わらず
僕の目の前の患者さんと
真摯に向き合うこと。

目の前の患者さんの病名が
重症だとか、軽症だとかは
患者さんにとっては関係ないこと。

治療困難な病気を診ることが
医者の重要な仕事であるけど
僕は、昔からこころに留めているのは
重症な患者さんひとりを見る前に
100人に軽症の患者さんでも喜んで診る。
それが僕の使命なんだと
それに気づき医師としての使命を果たせた
ことにホッと一息できる瞬間があるのです。

☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著「どう生きてどう死ぬか 脳出血を経験した小児科医が観た生きる道」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。

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