日別アーカイブ: 2023年10月16日

Winny事件が今我々に伝えたいこと

20年以上前のことだろうか
世の中でWinnyというソフトがあって
その時はウイルスかどうかで
開発者が逮捕された・・という事件が
あったことをぼんやり憶えていて
今回そのWinny事件の裁判を追った
ドキュメンタリー映画が公開されたと言うことで
映画「Winny}」を観た。

Winnyとは、ひとりがファイルを開くと
Winnyを通してあっという間に
広がってしまい
重要文書も音楽ファイル、映画も
あっという間に広がってしまう。

使う側にとっては便利だけど
重要な文章もあるかもしれない
音楽を映像を作った側の著作権は守れない。
だからWinnyを一種のPCウイルスととらえて
報道を視ていたのを思い出した。

しかし
Winny事件そして裁判には
ほとんど興味がなかった。

今回の映画は
Winnyを開発した金子勇氏が
このソフトを作った意図が
著作権侵害ほう助に当たるかどうかを
争った裁判を追った
ドキュメンタリー映画だった。

開発者の金子勇氏は
便利なソフトを
みんなが喜んでくれる
ソフトを作るに喜びを感じていた
その思いが裁判を通して伝えられるかを
描いていた。

その裁判には
大きな権力が背後にある。
だから、結果ありの裁判に
屈しない映画。
そう言えば
その時の首相が
このソフトを使わないように行っていたのを
思い出す。
実は
国がひた隠しにしている重要文書が
広まるようになるのを
恐れていたのかな?と思ってしまう。

そして
Winnyを開発した金子さんは
ただ便利な者を作りたいと
純粋に思ってただけなので
著作権を侵害しようとか
ウイルスのように
恥部を晒そうなどの意図はなかったのだろう。

問題になったのは
悪を隠そうとしていること
作品に対して敬意を表さない
人々が実際にいたから
大きな問題になったのだろう。

そう言えば
映画出演者が事件を起こしたときに
作品には責任はないなんて言われますよね。

便利なものがあるときには
それを扱う人が
どんな思いで、どんな目的で、どんな風に
使うかが問題。

そう言えば
自分のからだに対しても
病気になったとしても
からだには何の責任もない
問題なのは
からだを使ったその人自身の
使い方が問題なのだから。

便利なものを
しあわせに使ううことを
考えていけないと
この映画を観て思いました。

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