月別アーカイブ: 12月 2023
心残りなく明日を進むために
今年も残り一日になりました。
どんな一年でしたか?
というと、色んな思いが届いてきそうです。
よくやった、いい年だった
やりきったあ・・・という声
それと同時に
あの時、これをしてたら、あれをしてたら
もっといいこともあっただろうと
後悔の声も聞こえてきそうです。
そんな時
年末に映画「ゴジラ-1.0」を観て
同じ思い人がいたのだと教えられました。
舞台は第二次大戦直後の日本。
焼け野原から復興した日本に
ゴジラが現れ、また日本を壊滅しようとする。
そのゴジラに対して、政府も国際社会も
体裁ばかり考え
日本国民の襲われている危機に対して
向き合おうとしない。
(これって、今の時代にも共通する
日本政府の姿。
自分たちの利益を守ることに一生懸命で
本当の日本の未来を考えている人が
どれくらいいるだろう。)
そんな時とち上がったのは
民間の、先の戦争から生き残り兵士達。
みんな、日々どうして自分は生きているのか
生きていることに負い目を感じ
生きる意味を見いだせずに生きていた元兵士。
そして、日本を救うために
ゴジラとの戦いに向かうのです。
ゴジラに自分たちの生きる意味をぶつけたのです。
そして、戦いが終わり
兵士達はそれぞれの戦争にピリオドを打って
生きる意味を見いだしたのです。
ゴジラは浄化してくれるために
現れたのでしょう。
この映画が年の瀬に観れたのは
僕たちも心を浄化して
2023年が終わったことを教えてくれる映画でした。
今年の後悔、悔いは
今日にピリオドを打って
いい年を迎えましょう。
今年一年、お世話になりました。
来年もみんなで力を合わせていい一年にしましょう。
新年は1月4日(木)からです。
老いることを怖れるな
人は誰でも、日々老いていきます。
老いというと、今まであったものを
失われていくような気がしてしまう
マイナスな印象を持つ方も多いでしょう。
誰にも訪れる”老い”って
悲観すべきことでしょうか?
僕も人生の折り返しを迎えた
年令となり
少しずつ老いを意識させられることが
出てきました。
年を重ねるに連れて
気持ちは老うのではなく
生きることに若いときよりも
精通してきている気がします。
年取ると
目が弱くなる、腰が痛いなど
訴える患者さんも増えています。
“老眼”は確かに
“老人の視力の弱った眼”のことを
言います。が、
“老眼”という言葉には、もうひとつ
“老練の眼識”という意味もあります。
つまり
年をとることは
人生経験を重ねたからこそ
観え、感じられる洞察力が生まれてくる
ということです。
老いを意識してしまった時
“目”とは異なるもう一つの”眼”が
開かれるのです。
新しい年を迎え
一つ年をとったことで
若い人にも、年取った人でも
新たな自分の力が開花するのです。
新しい自分を楽しみに
新しい年を生きていきましょう。
☆明日12/29(金)から1/3(水)まで休診になります。
急な病気などの場合、防府市休日診療所、山口こども急病センターなど
救急病院を受診ください。
来年が今年以上にいい年になるよう祈りつつ
今年一年のみなさんの温かいお気持ちに感謝します。
輪廻転生ってある?
魂とは?
死後の世界ってある?
肉体が滅べば、全て終わり?
あなたはどう考えますか?
目に見えないことを考えるのは
苦手なのが現代人。
ずっと
魂?死後の世界?なんて迷信
と思われてきました。
でも最近
死んだ後に魂だけになり
その魂を高めるために
再び生まれ変わってくる
・・・と輪廻転生があると主張される
科学者、知識人
そして医師も増えてきているような気がします
前世療法という方法が
精神医療の分野であります。
言葉通り
今の心の傷は
実は
前世での影響があると考え
前世での記憶を蘇させることで
心の傷を治していく
前世にアプローチすることで
解決しようとする治療法なんです。
その前世療法を開発された
ワイス博士の治療を体験できる
CDがあると言うことで
早速聴いてみました。
CDのアナウンスに従っていると
だんだん
心地よくなって
いつの間にか眠っていました。
そして
30分ぐらいして
目が覚めたときは
とてもすっきりし
癒やされたのですが・・・
僕の前世は???
という結果でした
ところが
一緒にCDを聴いていた娘が
突然こんな光景が浮かんできた。と
絵を描きながら説明してくれました。
全く
場所も人物像も全くちがう
ふたつの場面が浮かんできたそうです。
はじめは何だろうとびっくりしたみたいだけど
場面の説明はないけど
自分の前世だと確認したそうです。
娘の話をきいていると
心から前世を実感していることが伝わり
やっぱり前世はある
人間は生まれ変わっているのだ
と思いました
人は
何かの目的を持って
生まれ変わってきている
誰もが
魂をより高めるために
魂の成長のために
課題を持って
僕たちは生まれてきたと
言われる人もいる。
過去の過ちを精算し、
学び、成長し
よりよい魂になるために
僕たちは今この世に存在しているとしたら
今心に響くこと
今気になることは
きっと
魂の成長に必要なこと
魂が成長する生き方。
魂が喜ぶ生き方
それが
心から健康になる生き方
ということかもしれません。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
不安になるのが必要な理由
生きていると
いくら考えても、
これだという答えが見つからないと
人は不安になってきます。
不安を憶えても
考え、考え、考え尽くして
自分の答えをみつけるために
考え、行動、経験することが大事なのだ
と思います。
日々の生活の中で
答えをだすことではなく
「自分の生き方はこれでいいのか?」
「自分はどこに向かっていきているのか?」と
考えながら生きています。
答えが見つからなくっても
考えていくのが人間なのだと思います。
「人間は、考える葦である」と
語った哲学者がいましたけど
人間は生きている限り
考え続けていく生き物なのです。
どう生きるかの
自問自答をやめてしまった時
人生の迷い子になってしまうのかもしれません。
考える原動力は
不安な気持ちです。
そして、考えるためには
ひとりの時間
孤独も必要だと思います。
不安になるのも
理由があるのです。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
からだからの声
少し前から
「1日30品目食べましょう」ということを
よく耳にしました。
偏ることなく
いろんなものを食べて
バランスよく栄養素をとりましょうと
いうことだけど
実際、毎日30品目考えて食べるのって
とても大変。
本当に30品目必要?
なのでしょうか
自然界の動物をみると
牛のような草食動物は草ばかり食べてるし
コアラやパンダはユーカリや熊笹の葉ばかり食べてても
栄養失調にはなりません。
人間でも
水だけで生きてる人、野菜だけで
元気にされている方もいらっしゃいます。
1種類だけでも、偏った食べ物でも
生きていけるのは
実は腸にいる腸内細菌のおかげなんです。
腸内細菌が食物繊維を原料に
様々の栄養分を作り出してくれいるから
元気に生きていけるのです。
だから、常に30品目摂らないと
いけないわけじゃない・・・だけど
栄養素の偏ると、
からだのバランスをきたします。
どうしたら、防げるのか?
そんな時は
からだの声に従うのが一番なんです。
“もう少し野菜を食べたほうがいいかな?”とか
“たまには、肉を食べたい?”
“最近飲み過ぎてるな”
と感じることってないですか?
これって
栄養素が不足したり過剰だったりしていることを
からだが感じて、送っている
サインなんです。
からだから送られてくるサインを
素直に受け取って
食生活を振り返ってみて
そのからだからの声に耳を傾けてみましょう。
完璧に計算された食事でなくても
1日30品目食べなくても
からだは、色んなサインを送ってきます。
その声を真摯に受け止めることが
健康的な食事につながるのでしょう。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
“細菌”共に生きる
“幸”という文字は
“土”の下に“¥”が隠れています。
“¥”といえばお金。
金は、キンとも読めます。
そして
土の下のキンといえば、
“菌”があります。
“幸”という字は
幸せになるには
お金、つまり経済的健康も大事
そして
目に見えない“菌”も
しあわせになれるように支えてくれている
と教えてくれている気がします。
実際、土の下には
たくさん細菌(バクテリア)がいて、
豊かな大地を作り
多くの食物を実らせて
私たちの健康を守ってくれています。
そして
体内では
腸には100兆とも言われる腸内細菌がいます。
腸内細菌がバランスよく整っていれば
栄養分も効率よく吸収され
免疫力も高まり
健康を守っていることがわかってきました。
最近では第2の脳と言われているくらい
腸そして腸内細菌の重要性が言われています
現在アレルギーの病気が増えているのも
腸内環境の悪化によるとも言われ
腸には
免疫力にも重要な役割があることがわかってきています。
そこで、
元気に健康に暮らすためには
腸内細菌を元気にし
腸内環境を整える生活様式が注目され
“腸活”という言葉も生まれています。
“腸活”つまり腸内細菌を整えるために
①殺菌や除菌をしすぎるに注意
大切な菌まで死んでしまいます。
②味噌や醤油などの発酵食品をしっかり取りましょう。
よい腸内細菌が増えます
③腸内細菌を増やすために食物繊維が必要です。
しっかり野菜をとりましょう。
細菌は病気を引き起こすばかりでなく
からだを守ってくれてもいるのです。
これから、しあわせに生きるためには
人間だけで生きていないことを意識し
目には見えない“菌”とも
共に生きていく
“共生”の道を行くことが
しあわせの道に繋がっていると思います。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
病息災より一病息災で生きる
医師として働いていると
当たり前ですが
病気で悩んでる方々と接します。
病気になると
当たり前のことでしょうが
何で病気になったことを
嘆くかたがほとんどです。
病気知らずでいたい
無病息災で生きていた方が
いいに決まっていると考えがちです。
僕も病気になったときには
なぜ病気になったのだろうと
嘆き、反省の日々でした。
でも、病気を経験した今は
「健康の素晴らしさ」を感じるよりも
自分のからだに無理をさせていたことに気づき
生活を改めるきっかけになり
病気になったことに感謝するぐらいです。
年を重ねると
病気が出てきて、
毎日薬を飲まなくてはいけなかったり
定期的に病院にお世話になることも出てくるでしょう。
でも
病院に通ってるので
病気をが早期発見、早期治療できて
返って元気に過ごせたということもあります。
一つくらい病気があった法が
返ってからだのことを気遣えて
結果、長生きできるかもしれません。
無病息災で生きるよりも
一病息災で生きた方がお勧めなのかも。
病気にならないようにすることも大事だけど
病気になったとしても
人生を嘆き、悲しみ、あきらめることはないのです。
病気があってもなくても
今の自分を受け止め労りながら生きていくことが
大事だと思うのです。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
うつぶせ寝
子育てにも流行があります。
僕が医者になりたての時
産婦人科医院から帰ったばかりの
お母さんから
「うつぶせ寝がいいのか?
あおむけで寝かせるのがいいのか?」
よく質問されました。
そのころ
アメリカではうつぶせ寝が
流行っていました。
その流れで
日本でも
うつぶせ寝すると、頭の形やお尻の形が良くなって
西洋人のように彫りの深い顔になる
なんて言われて
うつぶせ寝が流行っていました。
実は
うつぶせ寝が流行ったのは
ヨーロッパでは戦後からだとか。
だから
うつぶせ寝と
彫りの深い顔とは関係ないのですが。
そのうち
ヨーロッパやニュージーランドから
うつぶせ寝は
乳幼児突然死症候群のリスクになる
という論文が次々に発表されました。
そして
現在では
アメリカの小児科学会でも
「健康な赤ちゃんをベットに寝かせる場合
うつぶせ寝以外のポジションにしましょう。」
と勧告しています。
そして
日本でも
うつぶせ寝か?あおむけ寝?の
議論はされなくなったようです。
ただ
うつぶせ寝は、おとなの世界でも注目されています。
100歳を超えても現役の医師として
活躍中の日野原重明先生が”うつぶせ寝”を実践されているとかで
うつぶせ寝専用の枕が発売されたり
注目されています。
うつぶせ寝のすると
①睡眠時無呼吸の予防になる
②よだれや痰が排せつされやすくなるので
誤嚥性の肺炎の予防になる
③体がリラックスできて熟睡できる
などが考えられています。
確かに
うつぶせ寝では
副交感神経がリラックスできます。
短時間なら痰排出も促し、肺炎予防にもなります。
寝たきりの方には
短時間ならうつぶせ寝も効果があると思います。
ただ、寝てるときは
寝返りを始めるようになってからは
おとなになっても
寝返りをして
常に一定であることはないので
判断が難しいところですね。
子育てにしても
流行りの健康法にしても
その時代の流行りがあるような気がします。
その時に
どんな子育てをするか
新しいことにすぐ飛びつくのではなく
子育てで迷った時は
両親から、または祖父母から
または
昔からされている子育てを
見直してみると
あわてなくていいかもですね。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
人生はチャレンジの連続なわけ
生きていると
今これをすべきか
どっちを選ぶか
選択に迫られることばかり。
人生はある選択の連続で
なりたているとも言えるでしょう。
人は
「やったことないことしか出会えない」
ようになっている気がします。
なぜなのでしょう?
人生は選択の連続で
ある意味生きにくくなっているのは
大きな意味があると思うのです。
人間は
生まれ変わりがあったとしても
今生の人生は一回きり
今回の人生は初めての人生。
だとすると
人間はこの人生を生きるのは
初めてだから
人間は失敗を経験するのです。
でも、その失敗を乗り越える経験をして
成功を手に入れることもあるでしょう。
人は
成長するために生まれてきたとしたら
この人生を
ぶっつけ本番で生きて
その生きた経験が例え失敗したとしても
あなたの成長の種になっていって
今後育っていくのです。
例え失敗したとしても
失敗は駄目ってことではないのです。
失敗はある意味人生のデーターであるのですね。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。
がんという病気
癌は、多くの人が
なりたくないと願っている病気のひとつでしょう。
でも、がん細胞は
元は自分自身の細胞です。
自分自身の細胞が
どんどん増えて
正常の細胞を、組織を
蝕み、破壊するようになってしまった
そんながん細胞によって
引き起こされた病気ががんの正体です。
がん細胞は
自分自身の細胞が暴走した細胞
わがまま勝手に増えた細胞
がん細胞は
自分自身さえよければいいと考えている
暴徒化した細胞に
僕は思えるのです。
どうして
自分自身の細胞が
暴走してしまうのでしょうか?
細胞の親である
あなた自身が
あなた自身のからだに
無関心だったから
細胞のわがままを許し、
細胞の暴走を許してしまったのかもしれません。
暴走する前に
細胞の声を聞くことができたら
暴走を止められたかもしれません
正常細胞が、がん細胞になったのは
あなた自身の
からだに対する無関心が
原因かもしれない。
無関心の反対は愛
がんは一種の「愛欠乏症候群」だと言えます。
どんなに忙しくても
どんなに苦しくても
どんなに楽しくても
自分のからだを愛することを
忘れないで下さい。
自分のからだを慈しんで下さい。
そうすれば
からだの細胞は暴れることなく
からだは喜んで
いつまでも
あなた自身の人生を全力で支え
助けてくれるはずです
ナチュラルメディカルセンターでは
からだの声に耳を傾ける
医療を行っています。
☆週末から真冬並みの寒さ
最近体調を崩されて受診される方も増え
母も先週緊急入院するなど
慌ただしい一週間を過ごしましたが
多くの方々のおかげで
今日からまたいつものように過ごすことができています。
ありがたい気持ちでいっぱいです。
忘年会のシーズン
楽しい食事をする機会が増えますが
ひとりでも多くの方に感謝の気持ちを込め
そして
自分自身の身体にも感謝の気持ちを持って
この年末を過ごしたいですね。
☆本格的な冬到来とともに
今年の日々も残り少なくなってきました。
当院では年末は12/28(木)まで
年始は1/4(木)から診療開始となります。
お体の不調を感じた時は
お早めに受診いただき、安心して新年を迎える準備をしていきましょう。