年別アーカイブ: 2023
病気になった時苦しいのは
病気になると
病気自体による痛み、全身倦怠感、食思不振
動けないなどの肉体的つらさはあるから
医者はその肉体的つらさから
脱することができるように
患者さんとともに
病の完治を目指して日夜努力しています。
そして
病気が解放にむかっているけど
患者さんの表情がスッキリしないので
なぜだろう??と首をかしげてしまう場面も
多々あります。
コロナの時代も
街を歩く人々の表情は
どこか浮かないように見えたのは
僕だけでしょうか?
病気になると
肉体的にも、精神的にも
疲弊してしまうことは
誰でも経験します。
人間は不思議な動物。
自分が楽しく生きられるように
自分本位に生きてしまいがちに思えるけど
人間は自分が生きるためだけに
生きてない気がするのです。
ですから
地震が起こると
困っている人の力になろうと
家の片付けをてつだったり
炊き出しをしたり
元気なおとなはもちろん
こどももお年寄りも
自分ができるボランティア活動をされます。
そこには
何の報酬もないはず。
そこにあるのはよろこび。
人の役に立っているんだということに対して
これ以上の喜びを感じるからでしょう。
それに対して、病気になって
からだが不自由だと
人の役に立つことができないだけでなく
人に迷惑をかけて、邪魔になってるのではないかと
思ってしまうからつらくなるのです。
でも
からだは動けないのです。
その時は喜んで
善意に甘えましょう。
その時に与えてもらった行動、気持ちを
自分の心の中に大切に温めておきましょう。
そして
その温かい気持ちを
必要な人に渡せる日まで
大きく育てましょう。
その気持ちが
きっと役に立つ日が来るはずです。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm
死の考えところ変われば
死んだ後のことは
誰も経験したことをないことなので
そのことを正確に語ること
誰にもできません。
ですから
世界には様々な宗教が生まれたのでしょう。
そして
死についての考え方は
国によって変わります
死ぬことをどういってるか?
西洋では「命を失う」といい
インドでは「肉体を去る」という。
西洋では、人は肉体を持ち
肉体に魂が宿ると考えています。
インド人は、人の本質は魂であり
魂が一時的に肉体という衣を
まとっていると考えています。
同じようなことを言ってるようだけど
魂と肉体どちらに重きを置いてるかが
大きく異なっているのです。
魂重視か、肉体重視か。
インド人は魂重視で魂が本質と考えています。
ですからこの世での
感覚的な楽しみを追求し
世俗的反映や栄光、それを求める
文明や文化は砂上の楼閣であると考え
物質文明に象徴される繁栄は
一瞬光り輝くだけと考えていると思って
物質的な物を重視していません。
この世の生が終わる死は
終わりではない。
だから嘆き悲しむべきことではない。
死は旅の終わりであり
目的地についたときに
持ち主が車から降りるだけのことと
考えたのでした。
死については様々な考え方があります。
あなたは死についてどうかんがえますか?
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm
なぜ量子医学を進めるのか
以前越智先生の講演会に行ったことがあります。
越智先生はは診療では薬を使わず
前世療法などの統合医療をおこない
スピリチュアル系の著作も40冊近くある
とてもユニークな先生。
そのお話は・・・・
少しスピリチュアルだけど
本質を捉えている話でした。
全ての人は7色の光をもって生まれている
それはまるで
光の大爆発ビックバーンで宇宙が始まったように
光を発してひとは生まれてきている。
そして
からだの中にあるものは、
光と意識だと言われました。
なんのことかな?
と一瞬思ったけど
量子力学に基づいた最新の考え方
つまり・・・・
ひとりひとりのからだは
60兆の細胞は陽子と電子で構成され
量子力学的に考えると
全ての細胞は
粒としての性質と波としての性質がある
ということ。
人として光り輝くためには
粒子として過ごす時がある
つまり、
ひとりの時間を大切にし
ひとりで考え、学び
自分自身を磨くこと
光の粒子として生きる時期が必要なこと
そして
粒子として生きるだけでなく
学んだことを
人に伝え、広め
人とのつながり、人間関係を意識する時期
つまり
波動エネルギーで生きる時期が
必要な時もある。
人にはこの粒子と波動という
二つの性質をもっていて生きていて
この二面性を意識して過ごすことが大事。
だから
病気になったたり
何かに迷っている時
からだの中の光が弱まっている。
そんな時は
光が弱まった原因は
自分の心の中にあり
同時に解決の糸口も自らの中にある。
医療をおこなうときに
どんな診療をおこなうかが重要でなく
たとえ赤ちゃんやご高齢かた
どんな患者さんであれ
どんな病気であれ
粒子としてのからだだけでなく
波動としての心と向き合うこと
つまり、身体の中の
光と波動のエネルギー状態を診ることが
とても大切。
量子医学を基にした医療を更に進めていきなさいと
背中を押されたのでした。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm
顕在意識、潜在意識の確認方法
意識のありようが大切なことは
あらゆる場面で語られることが多い。
意識には
顕在意識と潜在意識とがあり
本人が気づかない意識が潜在意識であり
人が生きていくためには
この潜在意識がどのように働いているかが
キーワードになってきます。
でも
顕在意識も潜在意識も目に見えないけど
どのように働いているかがわかったら
もっと生きやすくなるし
自分の力も発揮しやすくなるような気がします。
実は意識は確認する方法があるのです。
顕在意識も潜在意識も。
潜在意識が働いているかどうかを確認することが
できることに気づいたんです。
潜在意識は
確かにからだの状態や感覚に表れるんです。
筋肉の状態で
緊張しているとき、部分や
リラックしてる部分
また
潜在意識の使い方によって
その臓器の状態が変わるのです。
うまくいっていなくて
悲しんだり、不安におもったりして
自分に腹が立っていたり
自分の力が思うように使われていないとき
肺、肝臓、腎臓、腸、心臓などに
変化が現れてくることが
わかるようになってきました。
顕在意識は、どのようにしてわかるか
目に見えないけど感じる言葉や意識で
わかるのです。
あなたの出した言葉や行動は
あなたの脳の命令の結果
脳からの命令の大元は
あなたの顕在意識からでているのですね
あなたのからだの状態
あなたの生活状態を注意深く診ることで
あなたの顕在意識、潜在意識をチェックしているのです
こころから健康になる方法をみつけることができるのです。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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お見舞いは難しい
入院したときくと
お見舞いにいって応援してあげたい
と思うのはは人情だけど
病人側も、お見舞いをする側も
実際どんな顔すればいいか
わからないのが本音でしょう。
病気をして
会った人には
「体調いかがですか」ときかれます。
その時
自分の体調が良くても、悪くても
自分の本当の体調のことは
言ってはいけないような気がして
「おかげさまで」とか「まあまあです」とか
歯に何か挟まったような
はっきりしない返事をしてしまいます。
見舞った側も
「春になれば良くなってますよ」とか
「お天気が良くなれば」とかいう。
実際腹痛があったときには
「それほどでもないですよ。すぐ治まりますよ」など
無責任な科白を
医療者でも口にしてしまうことがある。
人間って
自分と同じ空間にいる人が
悪い状況であって欲しくないと
思うのではないだろうか?
自分と関係のある人が
悪い状況にいて欲しくないのが
人情なのでしょう。
だからお見舞いは
する方もされる方も苦しい。
と言うことがわかったので
僕は入院中は
面会謝絶にしていた理由です。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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プーと大人になった僕
映画をみた。
題名からストーリーは想像できた。
幼いときの思い出を
封印しておとなは生きている。
忘れたのは
思い出だけでなく
大切なものを見失っていませんか?
おとなは
仕事という大義名分をふりかざして
仕事と言えば、それを優先していいものと
勘違いしてるのかもしれない。
診療していても
おこさんが病気になっていても
お仕事休めないから
病院に来れない。
先生、だから早く治して・・・という
気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
でも、医者が病気を治してるわけではない。
熱がでたとき
この熱の原因はなんであるかはわかるから
養生のアドバイスはできても
病気とともに生活し
養生して治していくのは
医者ではなく、
ご自身、ご家族の力合ってのことと
わかって下さい。
仕事も大事だけど
仕事といって大切な物が何であるかを
教えてくれたのが
この映画だった。
こども時代に
大切にしていて、おとなになって忘れてしまっていた
気持ち、こころ、時間のゆとりを
思い出してと、
プーさんが訴えてきた。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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人生には知識と知恵が必要
映画「アフターヤン」を観た
これは夫婦の一人娘の兄として
家族の一員として迎えられた
AIロボット・ヤン。
そのヤンが故障して全く動かなくなった。
もちろん修理をしようとするが
ヤンの中心部のコアのを取り出し
新しいヤンとするか
それとも全く異なる
AIロボットに交換するか
厳しい選択に迫られる。
しかし
ロボットとはいえ
家族同様に過ごしてきたヤンを
今までのヤンとして
共に生きたい。
必死でヤンを治せる人を探す。
その過程で
ヤンのメモリーの中に
自分たちの知らなかったヤン
家族との思い出を
大切に保存していたことが
わかってきたのである
AIロボットなのに
共に生きてたいたということが
判明したのだ。
AIロボットのヤンにも
こころが芽生えていたという
衝撃の事実を
静かにバックで流れる
ピアノの調べがじわじわと
こころに迫ってくる映画だった。
この映画を観ながら
最近世間で騒がしている
チャットGPTのことが思い出された。
チャットGPTは
検索だけでなく
文章や映像を作ってくれたり
これまでの人類の知識を総動員して
瞬時に人間の代わりに
様々な働きをしてくれて
その知識量、仕事の速さは
驚くべきで
脅威にも感じてします。
これでは
人間は太刀打ちできず
AIに支配されてしまうのでしょうか?
人間が生きていくために
知識は必要です。
知識を手に入れるために
スマホをひろげただけで
知識がえられる世界。
それが悪いことではないけど
知識が表示されても
決してそこには知恵は存在しないことを
知っていないといけない。
知恵は
自分自身で考えることでしか
生まれてきません。
知恵は
知識を上手に使い、
そこに自分の考えを乗せたことで
初めて生まれるのです。
AIが知識の宝庫かもしれないですが
その知識をあなたがどう使うかが大事
そこにあなたの知恵が必要になるのです。
ですから
チャットGPTを使っても
自分の頭で考える
PCやスマホから解き放された時間
知恵を出す時間が必要なのです
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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白隠禅師に学ぶ呼吸の大切さ
白隠禅師は
江戸時代の臨済宗の中興の祖と言われる
禅宗の僧です。
禅宗の僧で
だるまの絵など印象的な絵を
何枚も描いて遺されています。
ご自身は
現代で言ううつ病に悩まされていたそうです。
それには
座禅をすると
心身の健康に役立つことを確信し
座禅の呼吸法を健康に取り入れ
ご自身のうつ病が治癒させたとともに
周りの人の心を整える方法を広められました。
現代人は
精神的に病んでいたり、疲れきってしまう方が
多いのですが
江戸時代、それも白隠禅師のような
高僧でもうつ病になっていたのには
ちょっとびっくりしました。
白隠禅師が実践した呼吸法は
毎日寝る前に腹式呼吸をするだけという
今では寝てする禅とも言われています。
これも
深い呼吸をすると
副呼吸が刺激されて眠りが深くなります。
最近
眠れないと悩まれている方は
是非寝る前に
深い呼吸をする寝てする禅、おすすめです。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
https://www.santa-clinic.com/mtx/archives/1298443975/1681952684.htm
目の前にいるあなたを喜んで診るのが僕の使命
小児科学会に参加した。
学会に参加すると
日頃めったにであうことのない
患者さんのことを勉強することになるので
大変勉強になる。
先日参加した学会では
小児科医に心肺蘇生術についての
講演を拝聴した。
心肺蘇生することは
僕のような開業医レベルでは
めったに起こらないかもしれないが
絶対出くわさないわけではないから
その時に備えた準備が必要なので
今回講演に参加したのだが
その時講演の先生が
ある言葉を紹介された。
アメリカの有名な小児救急医Anna Javisの言葉
「ひとりの重症のこどもを治療するために
100人の軽症のこどもを喜んで診ます」
患者さんは、自分から
重症ですといって診察室に
入ってくるわけではありません。
例え風邪で熱でた患者さんでも
結果は軽症であったとしても
患者さんは重症かもしれないと思って
来院されます。
コロナ感染症は
こどもにとってはあまり重症化されない
ことがわかってきましたが
流行中の時は
熱がでると大変な病気かも?
とても不安な顔してこられます。
コロナの不安があっても
目の前にコロナを不安がっているのに
政治の力で
きちんと診療する環境が整っていないから
という国の方針で
診療できなくなった時代になりました。
目の前の困っている患者さんに対して
何もしてあげられない
医者の力を制限されるという
ある意味医療の暗黒の時期が
この3年間でした。
コロナの診療をインフルエンザのように
できるようになりました。
僕はいち総合小児科医ですが
「目の前の患者さんが
例え軽症のこどもであっても
喜んで診られること」が僕の今のよろこびです
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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土を喰らう十二か月
映画「土を喰らう十二月」を観た
主演は沢田研二と松たか子で
昭和のアイドル沢田研二がどんな演技をするか
楽しみにみた。
役柄は
作家水上勉さんが晩年暮らした
長野での生活を季節の移り変わりと
生活を描いた映画であった。
ほぼ自給自足の生活で
その時期にとれる野菜や山菜で
いのちを繋いでいる。
食卓に上がるのは
里芋に大根に、山菜に
人が集まったときのおもてなし料理も
ゴマ豆腐。
それに加えて漬物、味噌汁、ごはんで
おもな食事。
日常は
その野菜をつくる畑仕事
残りの時間は寝るか読書
そして作家業をおこなっていた。
その姿は
自然の恵みのなかで
自然に抱かれながら生きている
姿が描かれていた。
おもしろいことも
かなしいことも
今のニュースで報道されるような
ニュースとはほとんど関係ない世界で暮らす
生活を淡々と描かれていた。
その静かな生活でも
人は生き続けていく
その中でも、人を愛し
そして朝になり、夜になって、また朝を迎えるという
当たり前の時間が過ぎていく
でも、この当たり前の時間も
いつか終わりを迎え
来るはずの朝を経験できなくなる日がくる。
だから今日、今という時間が
貴重で大切なことを静かに教えてくれた映画だった。
☆矢作直樹先生の講演会のお知らせ
6/11(日)14時から KDDI維新ホール会議室
詳細は以下をご覧ください
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