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年別アーカイブ: 2023
魂び痛み
我が国の
ホスピス医学の第一人者であり
現在もホスピス医学の第一線で活躍中である
柏木哲夫医師の
インタビュー番組を
以前観たことがあります。
柏木医師は
2500名以上の患者さんを看取り
患者さんの死の瞬間に向き合い
その瞬間に感じた思いを
語られた言葉は
とても重く、深く
でも患者さんの気持ちに寄り添えてるかと
苦悩にも満ちた日々から
感じた確かな言葉が
僕の心にも重くのしかかってきました。
2500人以上看取った患者さんで
忘れられない2名の患者さんを
紹介された。
ひとりは
大社長さんで末期の膵臓癌で入院されてきた患者さん。
その患者さんは
富も名声も、いわゆる生きているうちに
手に入れられる全てのものを
文字通り手にされててた患者さん。
その患者さんは、柏木先生に
不安だ、死ぬのが怖い
この不安をとることを必死で願われたけど
医学では痛みをとることはできても
こころの不安をとることはできなかった。
患者さんの不安をとってあげることができず
看取った患者さん。
もうひとりは
末期の肺がんで入院されてきた患者さんは。
その患者さんはクリスチャンで
自分の死期を悟られてるのでしょう。
2週間で神様のところに行きますが
それまでの間この胸の苦しさだけを
とって下さいとお願いされたそうです。
その患者さんに治療をし
神様もお恵みがあったのでしょうか
3日後には息苦しさもなくなり
2週間後に逝かれたそうですが
最後の言葉は「行ってきますね」と言われ
安らかに旅立たれたそうです。
人はなくなるときは
生きているうちに
身につけていたものが
全て剥げ落ちて
魂だけの状態となって
旅立つのかもしれません。
死ぬときは
この世で手に入れたものは
何一つもって逝かれません。
持って行けるものは
魂の部分だけ。
人は
魂の修行をしに
この世に生まれたとしたなら
満足した、望み通りの修行ができて
平穏な魂の状態で
魂の世界に戻れる
(死を迎える)生き方をすることを
目指さなければいけないんでしょう。
魂の求める生き方とは
自分でしかわかりませんが
自分に素直に生きていくことで
気がつくのかもしれませんね。
☆当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
今期はすでにインフルエンザの流行が始まっています。
接種ご希望の方は体調がいい時早めに接種しましょう。
またすでに罹患した方も
インフルエンザにはB型もあり接種できます。
詳しくは以下をご覧ください
カテゴリー: 真実の医療
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価値観を変えるために
今の生活を続けるとどうなるのか
今の生活でいいのかどうかを知るために
定期的に検査をすることを
お勧めしています。
異常な点がなければ
現状のままでよく
患者さんご自身も
データを診る自分自身も
ホッとします。
難しいのは
やはり異常データがでたとき。
それまでの生活を改めないと
もっとからだは悪くなるので
生活の改善を提案します。
甘いものをこのまま食べ続けると
高カロリーのものを食べすぎると
将来糖尿病になりますよ。
このまま高血圧状態が進むと
脳出血、心筋梗塞になりますよ
など
少し脅しにたように
生活の転換を患者さんに迫ってしまいます。
でも
今までの価値観を変えることって
大変なことだと思います。
例えば僕自身も
病気をした後も
病気になる前に乗っていた
少し大きめの車を変わりなく乗っています。
少し大きい方が
運転しているときに
からだ自体にくる負担は少ないので
今は乗っているけれど
今後
年をとってくると
どうしてもからだの機能が衰えてくる
次に車を変えるときには
永く乗るために
自分のからだと相談しながらの
選択に迫られるかもしれません。
その時に
車を変える時
車種選択のメリット、デメリットの
バランスを考えて
決定するといいのではないかと思ったのです。
食事の選択もこれと同じでしょう。
今まで続けてきた習慣を変えるために
今の生活をそのまま続けることの
デメリットだけで判断するのではなく
楽しくなることを考えてみる。
例えば・・・・
生活を変えることで
体重が減り、今まで着れなかった服のサイズも
着れるようになり
おしゃれの選択が増える。
からだも軽く運動もしやすくなる。
人から褒められることも多くなり
うれし思うことも増えてくるかもしれない
などなど
生活を変えることで
単純に病気を防ぐということだけでなく
毎日の生活が豊かになることが
増えてきませんか?
そう考えると
今の習慣を変えることって
難しくないですよね。
価値観を変えて
変わる楽しみを見つけてみましょう。
☆当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
今期はすでにインフルエンザの流行が始まっています。
接種ご希望の方は体調がいい時早めに接種しましょう。
またすでに罹患した方も
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神様が見えないわけ
星の王子さまの中に
「大切なものは目に見えないんだよ」という
有名な科白が出てきます。
本当に
大事なものって目に見えないなぁと
思うことも多いです。
大事なものなのに
目に見えない代表的なもの
といえば
神様の存在ではないでしょうか。
神様だけでなく
根源的なもの、真理というのは
まごころ、やさしさなど
本当に大事なものって
目に見えないように作られていて
そのわけは
感じて欲しいからではないでしょうか?
なぜ大事なものは
こころで感じないといけないかと言えば
人は目に映るものをみてしまうと
自分勝手に見てしまう
からではないでしょうか?
もし、神様のお姿を
実際にみてしまうと
神様を自分の都合のいいような姿で
頭の中にイメージつけてしまい
神様自体を
自分勝手に扱ってしまうリスクが
でてかにでしょうか?
このことは
昔から伝えられている歴史の中をみても
神様は姿を現されないように
していたように思います。
例えば、古事記では
最初にアメノミナカヌシをはじめ
タカミムスビの神様は名前が出てきた後
すぐお姿をお隠しになられました。
聖書でも
モーゼが全知全能の神ヤーウェは
火を通して現れています。
そして、十戒では
神の姿を作ってそれを拝んではいけないと
述べられています。
神は
目で見えるものには
真実をわからなくすることも多い。
真実は音などこころで
感じるものだと教えてくれるのでしょう。
真実を見極めるために
こころを磨くことは必要なのだと思います。
☆当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
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人間の歯はなぜ32本?
人間の歯の数は、
門歯、犬歯、臼歯など
上下16本ずつ32本あります。
他の動物の歯は、
ニホンザルは人間と同じ32本、
猫は30本、犬は42本、象は26本、イノシシ44本と
動物によって、歯の数は様々です。
なぜ人間の歯は32本?
実はどのような歯を持っているかは
その動物の食性をよく表していんです。
例えば
肉食の動物は、
先が鋭く尖った“犬歯”が多く
草食動物は
植物を噛みきるのに適した薄く四角い“門歯”
そしてすりつぶす“臼歯”が発達しています。
何を食べればいいかは、
その歯に当てはめれば
いいというわけです。
人間の歯は
“門歯”が上下2対、“犬歯”が上下1対、“臼歯”が5対
肉を食べるための犬歯 1 : 植物を食べるための門歯と臼歯 7
という割合になります。
これを食事のバランスに当てはめると
動物食 が15%
植物食が 85%(穀類50% 野菜果物35%)
が人間にあったバランスのいい食事ということになります。
ちなみに
こどもの歯は
門歯上下2対、犬歯上下1対 、臼歯上下2対 の計20本
なので
動物食が20%
植物食が80%
成長に必要なたんぱく質を
おとなよりも多めに摂る必要があるんですね。
体の中は、
全て生活に合うようにできています。
その仕組みにあった生き方をすれば
健康で生きていけるんですね。
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利他の極致は母性愛
利他のこころをもて
人の役立つように生きろ・・・など
生きる道のお手本とし
利他のこころで生きなさいという
教えはよく目にする言葉です。
人のために生きるって
頭でわかったような気がしても
実際どんな風に生きる?と考えると
具体的にはどうする?
悩みますね。
でも。実は
利他のこころは体験済みなんですね。
それはお母さんのぬくもり。
母親は
こどもに対して利他のこころを
本能的に、無意識に発揮しています。
だから
あんなにお母さんはやさしさで
いっぱいなんですね。
自分のことは二の次で
こどものために愛を捧げてくれたのですね。
母のこどもを思う母性愛は
本能です。
逆に、こどもが親のことを思う
親孝行は
利他のこころの実践になります。
でも
母と違うのは
本能ではないこと。
だから
学ばないといけないし
意識しないといけません。
実は
親孝行をすることで
利他のこころが目覚めてくるのです。
親孝行をしている人は
利他のこころが目覚め
自分以外の人のために
行動できるようになるのです。
ですから
是非、是非
親孝行をどんどんして下さい。
親孝行をみながすれば
いい世の中になります。
親は色んなことを教えてくれると
感じるでしょう。
親って、とてもありがたい存在です。
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フロイトとアドラー
毎日健康上悩みを解決しようと
こどもからおとなまで
様々なかたが来院されます。
そして
お話を聞いてると
その人の考え方が2種類あることに
感じます。
それは
前向きに考えるかどうか
物事をポジティブに捉えれるかどうかが
大きいなと思います。
ネガティブに考えてしまう人も
出来るだけ前向き、ポジティブに考えた方が
いいと思って
お話しするのですが
中々一筋縄ではいけません。
そんな時
心理学者のユング、フロイトの考え方
それと
アドラーの心理学のちがいの話を聞きました。
そこで、今日は
フロイトとアドラーの心理学のちがいを
お話しようと思います。
フロイトは「原因論」と言われ
過去にこういう原因と考えられることが
合ったので
今があるのだ。
つまり
今こうなったことの原因を探し
その原因をみつけて
原因を改善しようとします。
それに対して
アドラーは「目的論」と言われ
その人の今の状態は
その人が選んだことでしょう
ということなのです。
全ての原因を
自分以外の外に求めるのではなくて
自分自身に求めているという
ことです。
日頃診察しても
この2つのパターンを
感じることがよくあります。
病気などの何かのからだの不調を感じたときに
普通は
なんでこうなったんだろうと考え
食事、運動が悪い
寝れなかったから
仕事のストレス
人間関係の不調が
あるから起こったんじゃないかと
一生懸命
その原因だけを探そうとします、
アドラー的に考えると
今この状態にいようとするのは
自分が選んだこと。
何のために
自分はこの状態を選ぼうとしたのだろう
この選んだことで
どんなことを考え、
その考えたことで
自分の気持ちが変わってきてないだろうか?
今、こういう風に気づくために
この不調という時間が
必要になったのだろうか?
などなど
様々の内なる原因に気づき、
変化が始まるのです。
原因がわかったとしても
それを自分で変えようとしないと
決して先には進めませんよね。
どんな状態でも
原因は自分自身の中に答えがある
そんな気がします。
そう思えた瞬間に
人は変われるのかもしれませんね。
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原始反射
初めての赤ちゃんの健診の時
よくからだをびくつかせるんですけど
大丈夫でしょうか?と言われます。
神経が過敏なんだろうか?と思いながら診察すると
どこも異常がありません。
そして、
診察の時に
ベットで寝ている赤ちゃんの
背中と首をさ支えながら上体を持ち上げて
急にパッと離すと・・・
赤ちゃんはびっくりしたような顔して
両手で何かにしがみつくようなしぐさをします。
「お母さん、この動きを言ってるのですか?」
「先生、これです。これです。大丈夫ですか?」
「これは、モロー反射と言って、赤ちゃんに見られる原始反射で正常ですよ。」と
お答えすると、
パッと明るくなった表情になられます。
そこで、今日は
赤ちゃんにだけにみられる
原始反射にあわてないようにです。
原始反射は、
生まれた時にすでに持っている正常の反射
①音に対して驚く反射(モロー反射)
②口に何か触れるとおっぱいを吸うしぐさをする反射(吸啜反射)
③手のひらや足の指を刺激すると掴もうとする反射(把握反射)
生きるために必要な反射です。
そして脳や中枢神経がだんだん成熟していくと
だんだんこれらの原始反射は消えていき
4か月児には、ほとんど原始反射は消えてしまいます。
その後は
心と体の発達に伴って
興味あるものに手を伸ばす→寝返り→ハイハイ→つかまり立ち→つたい歩き
のように発達していきます。
1か月健診、3,4か月健診で
これらの原始反射をチェックし
中枢系の発達、成熟の評価をしています。
これらの原始反射は生きるため
ひょっとして
人間の祖先がまだ、木の上で生活していた時代
木の上から落ちないように小枝につかっまた時の名残の運動かもしれません。
人間にも進化の過程はあったはず。
地球上に生命が誕生して35億年になると言われています。
その期間を
胎児の280日間で、何億年かかった進化の過程をたどって
赤ちゃんは生まれたことを
きっと原始反射は教えてくれているのかもしれません。
そして
原始反射は
お父さんが、赤ちゃんの手を触れば手を握り
お母さんのおっぱいを飲むことを拒まないように
お父さん、お母さんに愛されるため、生きていくための
反射のような気がします。
原始反射は
親子の絆を結ぶために必要な気がします。
だから
原始反射にあわてないで
その時期をしっかり楽しんでくださいね。
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原始反射 はコメントを受け付けていません
薬がなくても
人類は38億年という
長い年月をかけて進化してきました。
その長い歴史の中で
氷河期があり
温暖化があり
インフルエンザやペストなどの感染症が大流行しても
そして
戦争があっても
人類は生き残ってきました。
現代のような医学が進歩し
薬ができたのは
この100年程度のもので
現代医学はごくごく最近のこと
人類は、実は薬を使わなくても
生きてこれたのです。
人類が
これまで生き残ってこれたのは
薬や医学のおかげでなく
からだの声を大事に聞いたからでは
ないでしょうか?
症状は
からだからのサインです。
熱がでるのは
からだがウイルスと戦っているから
下痢や吐くのは
体内に入ってきた危険なものを
外にだすため。
高血圧は
エネルギーを高めるため
熱がでたら即解熱剤
下痢になったら即下痢止め
何かあったら
即薬に頼るのではなく
今ある症状に
からだの声に耳を傾けてもらいたいのです。
そうすれば
今、何をすべきなのか?
今、何を食べ、何に気をつければいいのか?
今、どう生きるべきなのか?
に気づくことができるはずです。
薬をすぐ飲んでしまったら
今何すべきことを見失ってしまいます。
からだの声を聞くことができれは
心から健康と思える毎日を過ごせます。
すべての答えは
あなたの体の中にあるのです、
からだの声を聞くお手伝いを
ナチュラルメディカルセンターでは
行っています。
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上流のことを考えよう
以前参加した学会で
こんな喩話を聴きました。
「ある人が川の畔を歩いていると、
溺れている人が流れてきたので
慌てて助けました。
ひとり助けると、
またひとり流されてくる。
おかしいと思って上流に行ってみると、
橋が壊れていて、
沢山の人が川に転落して
流されていたのだった。
橋を直したら、
流されている人はいなくなった。」
溺れていた人は、病気をけがをした人。
壊れた橋は病気やけがの原因。
今目の前に困った人がいる人を助けるのは、
とても大切なこと。
でも、
今日出会わなかった人の中にも、
実は病気で困っている人が多くいます。
今この瞬間にも
病気になってしまう人だっているかもしれません。
目の前の病気の人を助けるだけでなく
真の原因をみつけ
病気の苦悩を未然に防ぐことも大事な医療。
目の前の溺れた人を助けると共に
壊れた橋を見つけその橋を直すこと。
リスクのある橋を渡ることを阻止回避すること。
それがこれからの医療
そんな医療を推進することが
僕に与えられた使命なのかもしれません。
☆当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
今期はすでにインフルエンザの流行が始まっています。
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下痢
診察中に便のことを聞くことがあります
下痢ですか?
時折
首を傾げながら
答えが返ってこないことがあります。
下痢かどうかって
特に赤ちゃんの便はゆるくて回数も多いので
意外と難しいのかもしれません。
ですから、今日は下痢についてです。
通常便が含んでる水分の状態で表現します。
水分の多い順に
水様便(ほとんど水の状態)
泥状便(泥のような便)
軟便(形がすぐ崩れてしまう柔らかい便)
普通便
硬便
となります。
赤ちゃんの便は通常軟便ですね。
そこで
下痢便かどうかは、
いつもの便と比べて
いつもより
水っぽくて、柔らかいですか?
回数は多いですか?
臭いはどうですか?
血液や粘液が混じってないですか?
などがどうかで下痢かどうかを判断しましょう。
そして便の状態だけでなく
全身状態のよしあしのチェックも大事です。
熱はないですか?
機嫌は悪くないですか?
おしっこの回数はいつもより減ってないですか?
水分をうけつけてますか?
以上のことがある時は
必ず病院をかかりましょう。
下痢や嘔吐を何度もしてぐったりしているようだったら
脱水症が進行してるかもしれません。
便に血が混じり、突然火がついたように泣いたり、泣き止んだりを
繰り返している時は腸重積かもしれません。
夜でも救急病院を受診しましょう。
こどもの下痢は
あまり下痢止めは使いません。
脱水症を防ぐこと
おなか(腸)を休めることが
治療の基本です
下痢の時は
お家での看病がとても大切です。
①水分をしっかり摂りましょう
ジュース(柑橘類はやめましょう)、スープ、
薄めのお味噌汁を
少しづずつ取りましょう
②離乳食を減らしましょう。
下痢の時はおなかを休めることを大事なので
栄養のことは気にしないで
離乳食は中止かまたは半分程度に減らしましょう。
どんな状態のものを食べたら分からない時は
便と同じ状態のもの
水様便なら水のみ
泥状便なら同じようなペースト状
を与えるといいでしょう。
③母乳はOK
④ミルクは、下痢がひどいときは
2,3日は少し薄めて与えましょう。
⑤お風呂は
機嫌もよく、熱もなければ、短時間であればOKです。
特におむつかぶれにならないように
お尻をよく洗ってあげて下さい。
下痢の時は
栄養をあたえないと、水分をあたえないと大変と
あわててしまいますが
家であわてない対応が一番重要です。
診察を受けた時に
どんな生活をしたらいいかを
しっかり聞いていたら安心ですよね
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