祈りと願いの違い

困ったことがあったり
将来に対して進むことがあると
人はよく
神社、お寺に行って
神様、仏様、ご先祖様に手を合わせる方は
多くいらっしゃるでしょう。

今年も初詣で
今年一年の無病息災を
願いした人もいたでしょう。
また
平和を祈った人もいることでしょう。

神仏に手を合わせた時
あなたは何を願いましたか?
または
何を祈りましたか?

ここで考えて欲しいのは
“祈り”と”願い”の違いです。

“願う”時のことを想像してみて下さい。
その時のあなたは
必死で自分の熱い思いを伝えていませんか?
あなたの思いが届くように熱く語っていませんか?
その時
あなたには神様の声が聞こえたことがありますか?
願っているときは
きっとあなたの声を神様に届けるのに
一生懸命で
伝えることで満足していることでしょう。

それに対して”祈り”は
神様や仏様に
思いを伝えるときに
ふと、彼方からの声が
聞こえてくることがあります。
言葉としてなく
無音の言葉として胸に届いてくることが
くることがあります。
その時、あなたの祈りは
神に仏に届いたと思うでしょう。

願いは、自分の思いを届けること
祈りは、彼方からの声に耳を傾けること
の違いがあると思うのです。

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