日別アーカイブ: 2024年1月22日

生命(いのち)とは

詩人吉野弘に”生命とは”
という詩があります。

我々のいのちが
いのちとしてあるための
法則が語られているので
ここに紹介しようと思います。

「生命とは」

生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい。
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不十分で
虫や風が訪れて
めしべとしべを仲立ちする

生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも
許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者の
光をまとって飛んでいる

私もあるとき
誰かのための虻だったのだろう。

あなたもあるとき
私のための風だったかもしれない。

この詩を読むと
誰かのために生きなくてはという
気持ちにさせられます

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いい日旅立ち

今までの人生の中で
 どのような時に
しあわせを感じましたか?

憧れの学校に入学できたとき
仕事がうまくいったとき
好きな人ができた時
こどもや孫が生まれたとき
願いが叶ったとき
不安が解消されたとき
などなど
しあわせを感じた瞬間は
人それぞれでしょう。

しあわせの瞬間は
ひとそれぞれであっても
その根本にある気持ちは
これをするために生きてきた
この人達に出会うために生きてきた
と思えます。

つまり
「自分はこのために生きてきた」
「人の役に立った」と思えた瞬間
しあわせを感じるのだと思います。

僕は有り難いことに
しあわせを感じながら
日々過ごさせてもらっています。

それは
僕の学んできたことが
微力とも役に立っていると思える
僕に頼ってきてくれた人に出会ってるから
なのだと思います。

昔から好きな歌に
「いい日旅立ち」があります。

この歌の、こんな歌詞にひかれます
”ああ~日本のどこかに
わたしを待っている人がいる”

待っている人がいるから
僕は生きている。
これが、僕のしあわせの原点
なのかもしれません。

ナチュラルメディカルセンターを
開設できたのは
僕を必要としている人に
出会うため、治療するためのような気がして
出会えたことに感謝して
しあわせをいただいています。

いただいたしあわせを恩返しすることが
僕の使命でもあるのだと思います。
感謝です。

 

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