日別アーカイブ: 2024年1月25日

絶対は存在しない

宇宙飛行士として3度宇宙に滞在した
野口聡一さんが
「絶対は存在しない」と
その著書で書かれていた。

宇宙空間では
地球上では当たり前にある
重力だって、空気だって
当たり前に存在していたものが
当たり前でないことを知ったと。

地球にいるから
当たり前と思ってることが
宇宙では通用しない。

空気はない、水もない
重力もないから頭の向きも、足の向きも
地球上と同じではなく
上から下に流れる事実も
全く通用しない世界。

絶対と思っていた現象が
通用しない世界があるというのは
衝撃だと思う。

地球上の自然現象でさえ
当たり前ではないのだから
今ここで考えたり、当たり前に思っている
常識も絶対ではないのです。

今人間関係などのこの世での悩みって
今生きている世界だけの話なのかもしれない。
だから
全てのことに絶対はないのだから
もっと自由に生きればいいのだ

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予防接種をうける時の心構え

近年は次々に新しい予防接種が増えて
赤ちゃんを抱えたママさんは大忙しです。

予防接種は
元気なこども達が
病気にならないように
接種しているのだとわかっている
だけど
注射って痛いし、怖いし・・・
嫌な思いをしちゃうもの。

そんな思いを少しでも減らすためには
どうしたらいいでしょう。

小さいときの記憶は
1歳では2週間、2歳で数か月、4歳では1年前のことまで
記憶することができると言われています。
そして、その記憶は
強い感情を伴った記憶だと
強く、長く記憶されることが
わかっています。

注射の時には
恐怖感、後悔など
強い感情が残らないような
対策が必要です。

注射の前にお願いしいことは
おこさんにちゃんと注射の事を話してきてください
ということ。

注射の事を伝えないと
こどもはだまされたと思い
興奮して、大暴れして
深く傷ついてしまいます。
注射をする前に
お父さん、お母さんの口から
「怖い病気がいっぱいあるけど
病気にならないように守ってくれる注射
ちょっと痛いけど、頑張ろうね」
とか
「注射は痛いけど、○○ちゃんなら頑張れる。
お父さん、お母さんもついてるから」
と伝えてあげて下さい。

こども達は
注射の前に説明やはげましを受けていると
注射は痛いけど頑張れる
自分は痛みに対して頑張れるんだと
自信を持って
注射を受けるので
泣かない、泣いてもすぐ泣くのをやめる
とも言われています。

でも
頭でわかっていても
注射は痛いし、怖いし
いざ注射になると
泣いたり、暴れたり
注射をすることに抵抗しちゃうかもしれません。

そんな時でも
そのおこさんを責めたりしないでください。
打った後
”お姉ちゃん(お兄ちゃん)になったね”
”泣かずに、頑張ったね”
”泣いたけど、動かずに頑張ったね。かっこよかったよ”と
どんな時もほめてあげて下さい。
そうすることで
注射という嫌な記憶をリセットできるし
痛みを受け止めてあげることで
痛みの記憶が和らいでいきます。

もちろん医療側も
こどもたちの頑張るという気持ちを支えてあげて
恐怖感をもたないように
なるべく
注射を見せないようにしたり
お話をしたりして
気をそらす工夫をします。

注射が終わった後
いっぱい、いっぱい
がんばったことをほめてあげようと思います。

予防接種は
決して悪者ではない。
こどもたちの健康を願うもの。
だから
お父さん、おかあさん
そして医者である僕も、
看護師をはじめスタッフ一同で
こども達を支え、応援します。
こども達の
健康を守るために。

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