月別アーカイブ: 2月 2024

やると決めたらあとは進むだけ

人生には
選択を迫られる場面が、度々訪れます。
その選択が正しいかは
選択する時点ではわからないので
迷いが生じたり、不安な気持ちも
起こってしまうことでしょう。

そんな時
この言葉を心に留めて
進んでいけばいいのです。

やると決めたらやる。
自分に信念があれば
周りの人が最初は賛同してくれなくても
徐々に気を止めてくれて
あなたのその思いを応援してくれるように
なるから、安心して
進めばいいのです。

揺るぎない信念は
人を惹きつけ
自分の行動を後押しする力にもなってくれます。

自分自身に信念があることが大切なことなのです。

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無常

無常ということには、
色々な意味がありますが
「この世は常ならず」という
意味にもとれます。

最近思うことは
全てのことは流れていること。
「生々流転」という言葉が仏教にあるように
すべてのことは刻々と移り変わっていくのです。

ですから今どん底であっても
そのどん底はいつまでも続くわけではありません。
だから安心していいのです。
必ず夜は明けるのです。
でも、逆に
良いこともずっとは続かないことを知って
いい時も、次のステップの準備を
していきましょう。

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福田村事件から学ぶ

映画「福田村事件」を観た。
この映画は、関東大震災直後に
実際に起こった事件が題材になっていた。

その事件とは
関東大震災の直後
人々の間で広まった噂(デマ)によって
福田村の200人が
よってたかって
四国から来た行商人15名を
殺してしまうという実際の事件をもとに作られた映画。

関東大震災直後なので
人々は恐怖に怯え
よそ者が、井戸に毒を入れたりして
自分たちの生活をめちゃくちゃにしようとしている。
国からも
自分たちを守るために
自警団を組織して
防衛せよとお達しがでる。

怯える人々
今の生活を守ろうとする
人々の必死の気持ち。
噂を確認しようとする冷静さも失い
恐怖だけが人々の心を独占してしまう。
集団心理の怖さを描いていた。

戦争が起きたときには
情報を操作されるという。
現代であっても
流れる情報が正しいかどうかなんて
確かめる手段なんかない。

その情報が正しいかどうかは
自分の内在する良心でしか
判断するしかない。

その良心には
緊急時に到達できるものではなく
日頃から
こころの灯火の火を灯していないと
いざというときには灯そうと思っても
灯るものではない。

日頃から
灯火を灯し続ける生き方をしていこうと
この映画を観て強く思ったのです

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日にち薬

京都には「日にち薬」という言葉が
あるそうです。
つまり歳月が薬だということ。

時間が経てば
こころ、肉体のも痛みでさえも
よくなるということ。

昨年の今頃のことを
思い起こしてみて下さい。
どんな苦しみや痛みがありましたか?

僕も、気になる状態、症状などの
からだの異変を感じて
専門の医者に相談し、治療を受けました。
その甲斐あって
健康を維持できています。

今思い返すと、当時はこの症状が進行したら
どうなるのか・・・と不安ばかりでしたが
時が経ち
今はその不安は全て解消されたわけではありませんが
かなり軽減されています。

もちろん必要な治療、投薬もしましたが
日にちも薬だったと感じています。

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心の生態系を整えることが平和への道

世界ではあちこちこちで
人類は争い、平和な世界とはいえません。
そんな中
お金を持ってる実業家などは
火星移住計画を立てて
いずれくる?地球の滅亡に対して
地球を脱出しようと画策している人達がいます。

その時に備えて、かつて
アメリカが外界と全く隔離した
大きなドームテントの中に
環境も動植物も全く外界と同じ空間を作り
数名の科学者がその中で暮らせるかの
実験を行ったことがあります。
現在もおこなわれてるか?といえば
2年間で中止になったそうです。

ドーム内では原因不明の
酸素濃度低下、生物の死滅、虫が大量に発生して
環境破壊が生じてしまい
中止せざる負えなくなったのです。

地球は
全ての動植物が微妙なバランスの上に
成り立っていることがわかったのです。

それともう一つ
ドーム内で生活していた科学者達の
争いがたえなくなり、人間関係が破綻したのも
原因とも言われています。

これはドーム内の話ではなく
地球上でも
環境のバランスが崩れると共に
人々の心のバランスも崩れているので
戦争が止まないのではないでしょうか?

地球を脱出することを考えるよりも
この地球を大切にして
人々と心を合わせて
自然の生態系、こころの生態系を
整える社会になるように
ひとりひとり努力することが
人類が生き残る唯一の道のような気がするのです。

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病は気から

この言葉は、
みなさんもよく耳にする言葉でしょう。
実際僕も、診療中に限らず
よく口にする言葉です。

最近は、情報があふれ
病気を診断するのは医者ばかりではなく
ちょっと胃が痛くなれば
AI先生に尋ねる人もいるのではないでしょうか?
AI先生がみつけた中に
自分が安心できることをみつけ
一瞬安心して・・・でも
おなかが痛いのも、咳がでるのも
大丈夫だと考えて
ほっといてしまいがちです。

そして、大変なのは次に同じ症状が起きたとき。
あの時の判断は、正しかったのか?
この症状はがんなのか?
自分の命は大丈夫かと
自分で判断することができなくなって
病院に駆け込む方をよく目にします。

医者の立場だからいうわけではありませんが
からだの不調を感じたら
勝手に思い込まないで
きちんと医療機関を受診して
医者に診てもらって、正しい診断をしてもらって下さい。
病は気からなんです。
みなさんの不安を取り除くことができる
みなさんに寄り添える医者で
いつもありたいと考えています・

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やりきったこと

さて、今日考えて見たことは
今まで「やり切った(やり切っている)」ことの中で、
一番思い出深いことなんだろう?
ってこと

僕のやりきったことは、
今のクリニックを開院したこと。
今のクリニックを開院して2月で丸13年になります。

この病院を作るために、
知恵、体力、経験、そして運さえも・・・・
僕の持ってる全ての力を
注ぎこんでできたと思います。

クリニックを作ろうと思った時
自分と見つめ合う機会をいただきました。

自分と見つめ合った瞬間、
自分らしい医療、自分しかできない医療、
自分らしく生きること、自分しかできない生き方を
したいというエネルギーが
自分の中から沸々と湧いてくるのを感じました。

それを今考えてみると、
きっと自分の使命に目覚めた
瞬間なのかもしれません。
だから、
決意して立ち上がれたんだと思います。

縁もゆかりもない土地での再出発でした。
最初は妻以外に
僕の思いの理解者も応援してくれる人もいませんでした。
でも、僕は行動しました。
自分の思いを語る機会がありました。
心から溢れる思いを誰かに伝えたいと思いました。

そんな僕を
時の神様は見ていらしたんだと思います。
僕に”出会い”という
プレゼントを用意してくれていました。

めげそうな時も
僕を支えてくれたのは、
それまで縁もゆかりもないのが不思議に
思えるほどの良きご縁でした。

初対面の方なのに
全てを語れた気がします。
僕の医療を夢を理解してくれ、
身体を張ってサポートしていただいた方々に
次々に出会いました。

どんな困難なことが起こっても、
めげそうな時も温かく応援してくれた方々でした。
そして
いつも僕を信じてついてくれた家族がいました。
クリニックが形になるにしたがい、
みなさんの温かい心に
僕が包まれていく気がしました。

そして、クリニックが開院して
この2/14で丸13年になります。

今思うのは、
このクリニックで太陽のような医療を届けるのは、
ただの通過点でしかない。
僕には、
まだまだ使命感があるような気がしています。

僕の命を輝かせてくれた
皆さんの温かい心に感謝して、
今ここにいることに感謝して、
自分の命をみんなのために
精一杯光輝かせて生きていこうと
思っています。

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どんな時にも楽しいことを考えよう

人生は山あり谷あり
苦しいことも、楽しいこともあります。
そして苦しいことも、楽しいことも
ずっと続かないのも真実です。

でも、苦しい時でも
楽しいときでさえ、もっと楽しいことは
考えられます。

僕も入院している時
苦しさの嵐が訪れない日はありませんでした。
毎日、時間の長さは様々であっても
苦しい時間がやってきました。
でも、その時
ちょっとでもこの苦しみが通り過ぎた時の
ことを思い
この苦しみから抜け出したら
あのお菓子が食べたいなぁ
コーヒーを飲んでリラックスしたいなぁ
今まで読んでなかった
小説を読もうかと
楽しいことを考えると
その時の苦しみやつらさが、
どんどん遠ざかっていくのを感じました。

そして
退院したら、こんな生活がしたいと
はっきりわかったのです。
自分自身が楽しむにする生き方をすることが
自分自身を大事にすることにつながる
そして健康にもなれる。
そのことを実践して、
みんなに伝えようと思ったのです。

どんな時にも
楽しいことを考えると
道が開かれるのです

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冬に思う

まだ寒日が続いています。
今年の冬は
秋まで、連日20℃を超え
真夏日になるなど
秋、冬らしからぬ
天気がつづきました。

でもさすが冬です。
年が明けると、あっという間に
冷気が日本列島を多い
一気に気温が下がり
寒い日が続きました。
暖冬だといっても、ちゃんと冬はきました。

冬がくると
どこか自然の過酷さを連想させ
気が引き締まり
温かくしないと
厚手の布団をだし、コートの準備、
暖房を使い
雪対策、寒さ対策を始めます。

このように
冬は四季の中では
一番過酷な毎日を想像させます。

でも、
冬の寒さがあるから
暖かくなり始めると
春の訪れを感じ
芽吹きだすのです。

だから
生命の息吹くためには
冬という季節は必要なんだと思います。

そう言えば
柳宗悦氏がこんな歌を読んでいました。

「冬ナクバ 春ナキニ
冬キビシ 春ヲ含みて」

冬があるから
春が来るのです。

人生も厳しい時期があるから
楽しい時期がやってくるのです。

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無色(むしき)

仏教用語、般若心経に出てくる
言葉です。

般若心経では”無”という言葉は
よく出てきます。
“無”には
お金がないなどという”ない”という
ことではないのです。
“ない”ではなく”む”なのです。

つまり
「ある」とか「ない」とかに
こだわらない。
たとえばお金などのものに
執着するなという意味なのです。

それなら「色」とは、なんでしょう。
色んな解釈があるようですが
色の意味には
からだの働き方という意味が
あると思うのです。

つまり
心臓が動いている
血液が流れている
呼吸をしている
これらのことは、自分のからだのことなのに
自分でどうしようもないこと。

何もしなくても
生きているのです。
意識しなくても
成長していき、今の時に合わせて
からだは変化しているのです。
この自分では律せないこと
自分のからだについてでさえ
頭で考え、いいだの、悪いだの
上から目線で考えていませんか?

真実は
僕たちの分別や理屈を超えたところに
あることを知らなければならないことを
この言葉は教えているのです。

生命や理屈に執着せず
現実を「無色」でとらえて生きましょう。

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