月別アーカイブ: 2月 2024
関係を育てる
こどもの時
植物でも、動物でも
何か自分で育てた経験って
おとなになった時
人間関係を気づく時に
役に立つんだと思う。
友達との関係も
誰かを好きになった時も
人との関係は作るものではなく
育てるものだと思うから。
仲良くなりたくて
勇気をだして一歩を踏み出し
仲良くなった後も
いつもいい関係がいつまでも続くとは限らない。
時には壊れそうになったり
傷ついたり、傷つけたり
でも
また元の状態になれるように努力して
お互いの関係が深まっていく。
その時に大事にして欲しいのが
”育てる”という愛情。
関係を育てるって
”こうすればいいよ”
”そんなことしたらだめだよ”と
自分の考えで
口を挟むことじゃなくて
自分の意見じゃなくて
相手の気持ちになること
だと思う。
”あなたは今どうしたいの?”
”何に困ってるの”
”どんなことに喜びを感じるの?”
”どうされると嫌なの”
相手の立場で
考えよう、答えを見つける努力することで
関係は育っていく。
でも、その答えを
いつも返ってくるとは限らない。
人は、動物や植物と違って
話すこともできる
聞くこともできるのに
知らないうちに
相手の言葉に耳を傾けていなかったり
自分の思いだけを話したりする。
その時に
こどもの時育てた
何もしゃべらなかった花のこと
何も教えてくれなかった動物のこと
を思いだしてほしい。
あなたの可愛がってる
花を動物のことを
少しでもわかってあげたいと
目、耳、鼻、全身を使って
観察したと思う。
そして
自分なら・・・って考えたと思う。
五感をすべて使い
想像力を駆使して
あなたとその人との
”関係”を育ててほしい。
そうすれば
美しい花が咲くはずだから。
眠れない日にも意味がある
あなたは、毎晩ぐっすり眠れますか?
若い人は
朝まで眠れる、逆に寝過ぎて寝坊を心配する人は
多いことでしょう。
でも、日々診療していると
眠れないと、夜何度か目が覚める
トイレに行くために起きるようになったと
睡眠について悩む年配の方が増えてきます。
眠れるかどうかは
毎日のことだから
睡眠の問題は、ちょっと悩ましく深刻な
問題になってきます。
睡眠については
肉体的な変化も影響していることを
考えることが大事だと思うのです。
眠れないことにも意味があるのです。
肉体的にも、精神的にも・・・
あなたが生きていくために
必要なこと。
きっとあなたは睡眠について
何時間寝ないといけない、
究極夜は寝ないといけないとルールを作ったのは
あなた自身ではないですか?
眠れないには
眠れない理由があるのです。
眠れないなら
そのことにむやみに逆らわないのです。
眠れない夜であっても受け入れる。
ことが不眠に悩まず生きる術なのです。
そこには、自分にとって必要な何かがあると
気づけたとき
あなたは、不眠の悩みから
解放されるのです。
性格
今日も寒い朝です。
この冬も暖冬といわれても
雪が降った寒い朝がありました。
朝起きて外を見て、
雪が積もってると気持ちがキューっと
引き締まることがありました。
そして、午後になり
雪が消えてくると、雪化粧の美しさが懐かしくなってました。
純白の世界に心が癒され、
純粋にしてくれてたのかもしれない。
雪が好きという人も嫌いという人もいるでしょう。
どうも雪が好きなのは、こどもの発想だとか?
言われますが
みなさんは、雪の日の朝にどう感じましたか?
今日は、自分の性格について。
自分の性格には、好き、嫌いがはっきりしてる。
もし、自分の性格の一つ今変えられるなら・・・・
どんな性格になりたいか考えてみました。
僕は、揺るぎない力に溢れた強靭な精神力を持ちたい。
決断した後も、
迷うことなく、ブレることなく
自信に満ちた行動ができる精神力を持ちたい。
ブレない決断をすることは
独裁的、独りよがりでは困ってしまう。
そのためには、
やさしさ、思いやり、賢さ、先見の明、リスク
全ての事柄を瞬時に正しく判断することが求められます。
そのために、日頃から
自分をそして自分の行動を信じること。
自分のとった行動が、自分だけでなく
周りのにとにとっても良い結果をもたらすと信じること。
が行動の基準になるでしょう。
そうなるためには
いつも周りの人の思いやりの心を持ち続け
周りの人が望んでいることを知ろうとする努力
自分がとった行動が人にどんな影響を及ぼしたかを
日々意識することが大事だと思う。
強靭な精神力を培った上での行動によって
周りの人から慕われ、信用され
共に行動する同志が増えていく。
その同志と共に誰に対しても
思いやりある決断と行動をすることで
多くの人に安心と平和そしてしあわせが
訪れることが願いです。
逃げ切れた夢
時間ができたので
スケジュールに合う映画を山口情報芸術センターに
観にいった。
今回観たのは
「逃げきれた夢」
定年前に記憶が薄れていく病気になった
主人公の教頭先生が
これまでのように生きられなくなった
未来をどう生きるかを考える内に
これまでの人間関係を見直そうと
幼なじみにあったり
教え子と語り合ったり
家族とも
心通い合ってたなつかしい時間を取り戻そうと
したけれども
それは全て幻想。
記憶に残っていた時間は全て消えていた。
この映画は
自分との年令も重ね合わせ
考えさせられた映画だった。
とともに
僕にも懐かしさを届けてくれた
映画だった。
冒頭から
聞き慣れた北九州弁。
ち、ち、ちゃちゃが耳に優しい
極めつけは”シャーシィ”という言葉
もしかして、この映画の舞台は・・・
そう、北九州、それも自分が幼いとき過ごした
黒崎が舞台だった。
厚生年金病院、黒崎小学校、三角公園
商店街・・・どれもなつかしい。
幼稚園時代の自分が蘇る。
あーー時間は過ぎ去った。
でもその時間を超えて僕はまだ生きていると
今の生活をありがたく思えた
映画の趣旨とは違うところで
心揺さぶれてた映画だった。
帰ってから
映画の話と共に
今はサブスクというシステムで
好きなときに、好きな時間に
映画見れると娘に教えてもらった。
観たい映画が決まってたらそれでもいい。
でも、僕は
今回のように偶々出会った映画の
偶然性を大事にしたいと思った。
映画そのものよりも
その時時間ができて、行動できて
出会いは
人だけでなく、映画も、本も大事にしたいし
きっと意味があることだと思う。
そんな
セレテンビリティを大事に生きていこうと思った。
喜びの心
西洋医学の父・ヒポクラテスが「自然から離れると病気に近づく」、
つまり自然でいることが大事だと言っています。
“自然でいる”とはどういうことでしょうか?
それは、自分らしくいることではないでしょうか。
自分らしくいる時、
人は「心地よい」とか「気分がいい」とか喜びを感じます。
喜びは、
生きる目的に通じている気がします。
そして
人の人生の目的は、
喜びを感じ、そしてしあわせを体験すること。
そのために人は、
日々努力し、歩んでいると思います。
病む時も、痛みや苦しみがある時も、「
喜びを感じたい」「しあわせを感じたい」と思うからこそ、
頑張って生きていけるのだと思います。
喜びがあふれている時、
東洋医学でいう“気”があふれ、
免疫力が高まっていきます。
だから
楽しいときは体調がいいと感じるのでしょう。
逆に苦しみの感情は免疫力を抑制します。
日々“喜びの心”を感じて生きていくことが、
健康に、しあわせに過ごす道なのかもしれません。
昭和世代と平成世代
僕は戦後、昭和生まれの世代。
そして
小児科医として日々接する
お母さんは平成生まれ
こどもたちは令和生まれと
過ごしています。
自分が今まではお父さん世代だったのが
今ではおじいちゃん世代に
なってきています。
それは
時の流れであり、納得はしています。
とは言っても
同じ時代を生きているから
生活仕様はなにも
変わっていない。
変わらないはず・・・だと思っても
世代間格差が生まれているということを
最近
50年間延長している園長先生と話して
実感しました。
園長先生が話されるのには
大学生に講義にいくと
いくつかNG行動を伝えられる。
まず怒ってはいけない
個人的に注意するのもいけない
個人的にあてて発表させてはいけない
それでは○○になれないよ
などは全てNGワード。
テストでは
○はつけても×はつけない。
70点とれれば大変いい
80点とれれば申し分ないと評価する。
授業では
AIがあるので、論文を書かせるのではなく
グループ討論学習をさせましょう。
等々様々なNGがあるというのです。
そんなぬるま湯で育って
厳しい世間を乗り切れるのか
心配になるのが
それが昭和世代の考え方なのだという。
僕たちは使命感をもって仕事をしているけど
というと
園長先生が、今の若い人で
そんな使命感もって仕事をしてないですよ
・・・そんなことはない
働いてる内に使命感が育つと思いたい。
と同時に
時代に取り残されそうになってる
昭和世代の孤独を感じた。
死んでからの夢をもとう
夢をもつことは
僕たちに生きる勇気を与えてくれます。
だから
将来に不安があるときは
夢を描けないことが原因になることが多いので
若い頃から、夢をもとうなんて言います。
でも
夢はいつまで描けるのでしょう?
夢を描いていいのはいつまででしょう?
生きている限りは
夢を持つことが
生きる活力になります。
でも、人はいつか必ず死を迎えます。
ですから
死期が迫ると
夢が描けなくなり、不安な気持ちでいっぱいに
なるのではないでしょうか?
でも、夢を描くって
生きていることと誰が決めたのでしょう?
死んだ後にも夢が描けませんか?
先に逝ったご先祖様、友人、知人に
会えるかもしれないのです。
会えたらどんな話をしたいですか?
この世で出会った人ばかりでなく
この世では縁がなかった
偉人に、自分が考えた考えを共に
ディスカッションしたり
新しい知見を教えてもらったり
ずっと疑問に思ってたことの
解答をもらえるかもしれません。
死んだ後も
夢が描けるのです。
そして、死の不安が小さくなってきませんか?
死ぬまで夢を描いて
生きていきましょう。
不幸せなこととは?
小児脳腫瘍となり
人生の多くの時間を
病気と共に生きた
坂野春香さんの遺した言葉
「不幸せなとは
しあわせなことに気づかないこと」
この言葉に
その通りだと思いました。
僕も病気になって
入院した時
まさにこのことに気づきました。
例え病気があったとしても
入院してても
食べられること、眠れること
リハビリして
少しずつ歩くことができ
手が動き出したこと
家族と会えること
スタッフと話し、笑い合えること
その些細なことが
しあわせな時間でした。
それまでの自分は
当たり前だと思うこと
なんて傲慢な人間だっただろうと
心から反省しました。
そして
そのことに気がつくと
全てのことがしあわせの源になったのです。
そう
「不幸せなことは
しあわせに気づかないこと」なのです。
あなたは、しあわせに囲まれて生きているのですよ。
人生を無駄にする3つのこと
人生には成功の法則があるように
成功を妨げる法則もあります。
あなたの
成功を妨げているのは
あなた自身にほかなりません。
ですから
以下に掲げる3つのことを心がけて
人生を無駄にしない人生を
歩んでもらいたいです。
①済んだことに対して、いつまでも愚痴をいう
②人をうらやましく思う
③人に褒められたいと思う
以上の3つです。
この3つを行うことは
自分軸を見失うことになるからです。
ですから
しあわせになるために自分軸を
見失わないようにいきていきましょう。
人生の言葉
【こどもに伝えたいしあわせの法則9 : 人生の言葉】
こどもに伝えたいことって
たくさんある。
勉強よりも、お金儲けよりも
人生について語り、伝えたいことがある。
でも
人生について語ることができても
こどもに人生そのものを教えることはできない
僕が経験したことを
こどもに伝えることができても
僕の経験したことと
これからこどもの経験することは
同じじゃない。
こどもに伝えたいと思うことがあっても
その時に
こども自身に
僕の話を聞く準備ができていないかもしれない。
言葉で
伝えられることって
意外と少ないのかもしれないと思う。
こどもは
親の言葉で大きくなるわけじゃない。
親や大人の背中をみて
育っていく。
言葉にできない
真理を感じ、学んでるのかもしれない。
僕が日常生活で感じた
しあわせなこと、喜びを見つけられたなら
こどもは、きっと
僕のしあわせを、喜びを感じてくれる。
そして
その喜びを感じて体験することから
学んでくれると思う
だから、僕は
目にしたこと、
耳にしたこと
うれしかったこと
悲しかったこと
愛したこと
どんな小さなことでも見せてていたい。
こどもの感じたこと
こどもの目にしたこと
どんな些細なことでも
感じていたい
気づいたことが
きっと学びになるんだと思う