人の運は食にあり

江戸時代の人相学者だった水野南北は
「人の運は食にあり」と言っています。
つまり、人は少食粗食の習慣を
身につけるだけでも
運命が好転できると説いた言葉です。

これは
運勢学的な面だけでなく
医学的にも同意できる面もあります。

現代は飽食の時代。
どんどん食べ過ぎ、運動不足で
こどもからおとなまで
みな過食気味、今後成人病が増えそうな気がします。

学校の検診で
肥満を指摘されて受診されるこどもも
増えています。
食事指導など生活面の指導を行うのですが
なかなか難しいです。
こどもたちは食事に関しては
完全に受け身なので
親の責任は重いのですが
親は心情的にたくさん食べさせたいと思うのが
親心。

喜んで、たくさん食べてもらえることで
しあわせを感じることでしょう。
ですから、ひもじくあれという指導ではなく
何を食べるかを考え
食べたら動こうという指導をしていますが
難しさを感じています。

自分自身のことでも
食事を考えると
飽食の時代には難しいです。

ですから、一寸視点を変えて
「少食になれば、運が上がる」と考えれば・・・
少しは前向きにとらえるかもしれないと思って
このブログを書くことにしました。

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