明治時代の日本最初の国際人として
多方面で活躍し、5000円札の肖像画として
描かれている
新渡戸稲造氏が遺した言葉。
私たちの人生も
生まれた瞬間は小さく産まれて、はじまって
成長するに従って
扇の要から中骨を通って扇面ひ広がりながら
進んでいく。
つまり
「人生は小さく始まって、確実に広がっていく・
人生が開いた扇のようです。
出発は小さく、そして大きくなっていくのです。」
新渡戸稲造はこのように
人生をイメージしていたのです。
そういえば、七五三の写真撮影で
扇子をもつことがありますが
これは、
「我が子の人生は、扇のごとく開くように」という
親の願いもあるのだと気づいたのです。