日別アーカイブ: 2024年3月14日

人生は小さく始まって確実に広がっていく

明治時代の日本最初の国際人として
多方面で活躍し、5000円札の肖像画として
描かれている
新渡戸稲造氏が遺した言葉。

私たちの人生も
生まれた瞬間は小さく産まれて、はじまって
成長するに従って
扇の要から中骨を通って扇面ひ広がりながら
進んでいく。

つまり
「人生は小さく始まって、確実に広がっていく・
人生が開いた扇のようです。
出発は小さく、そして大きくなっていくのです。」

新渡戸稲造はこのように
人生をイメージしていたのです。

そういえば、七五三の写真撮影で
扇子をもつことがありますが
これは、
「我が子の人生は、扇のごとく開くように」という
親の願いもあるのだと気づいたのです。

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男よ、いばるな

最近、男の生き方というか
おごった態度がよく問題になる。
年末から大物芸人の女性蔑視の行動が
物議を起こしています。

人類は
有史以来男性優位の歴史であっとものを
見直そうという
動きがうねりとなって
世界を包んでいるのだと思う。

生物の世界は
男性優位な世界ばかりでなく
女性優位の生物もある。
その例として
ミツバチの世界のことを聞いたので
紹介します。

ミツバチの世界は
役割がはっきりしていて
女王蜂を頂点にした女性社会なのです。
卵を産む女王蜂と
女王蜂のお世話などをする働き蜂も
実は全てメスだというのです。

女王蜂は
こどものうち一匹に
ロイヤルゼリーを与え、その蜂は
将来の女王蜂になります。
そして
春になると、女王蜂は雄の蜂を産み
その雄の蜂と共に
住み慣れた巣を新しい女王蜂に譲り出て行くのです。

女王蜂は
また新しい巣を作って
新たな蜂社会を作っていきます。
そのためには、こどもとなる働き蜂の卵を
産まなければなりません。

そのために
雄の蜂と交尾をくり返すのですが
その雄は
引き連れた雄の蜂ではなく
近親婚をさけているのかはわかりませんが
他の集団の雄の蜂と交尾をくり返すらしいです。
女王蜂は精子を体内にためこみ
その精子を小出しにすながら
数年にわたって卵を生み続けます。

変わって
雄蜂の運命は
交尾をした後、その場でお役御免のように
天寿を全うします。
中には、交尾できなかった雄蜂もいます。
その雄は巣に戻りますが
出戻りの雄は、働き蜂から餌も満足にもらえず
巣の隅に追いやられて息絶えるそうです。

これが
蜂の世界の実態らしいです。

人間社会では
女性蔑視が甚だしい社会であり
その考えは根本から改める必要があります。
これからは
男が威張る世界を改め
だからといって女性が男性の役割を果たすというより
女性もそして男性も安心して自らの役割を果たせる
社会の実現に向かって変わっていくことを願うばかりです。

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