日別アーカイブ: 2024年3月29日

お任せしよう

お釈迦様は
人間の苦しみの根源は
「生・老・病・死」であると感じ
その苦しみから人を救おうと
修行され、仏教を開いたといいます。

考えるてみると
生きている限り
この4つの苦しみから逃れることはできず
僕も苦しんでいますし
苦しみに襲われることもあります。

この4つの苦しみから逃れることはできません。
生きている限り病気にもなります。
でも病気を克服して健康になったとしても
健康になったからといって
自分が変わったわけではなく
健康の時も、病気の時も
更に生きることも、死ぬ瞬間まで
全てが僕のいのちなのです。

ですから
全て受け入れることは
自分が自分らしく生きて行くことだと思います。

ですから
「生・老・病・死」だけでなく
人生でいいことも悪いこともおこっても
全てが自分の人生。
生きられるのはお釈迦様のいうように
大きな存在のおかげであるなら
その存在に全てお任せして生きることができたら
全てのことが僕を優しく包みこんでくれるのです。

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病と病魔とのちがい

病気になった時
よく”闘病中”という言葉が使われます。
この言葉は
病気と闘うのだという意味でしょうか?
病気は敵なのでしょうか?
病気はあなたを苦しめているから
闘わなければならない。
という、どこか敵を作って
自分を鼓舞する言葉のようにもとれます。

この闘病という言葉
なんと闘うのでしょうか?

僕は闘う相手は
病気ではなく、病魔だと思うのです。

”魔”は仏教の言葉でもあり
別名”奪命者”と訳されます。
広くは、
「生命力を奪い、生きることを阻もうとする働き」
のことだそうです。

ですから
病気は生命力を奪う物であることには変わりはないですが
それは目に見えるものであり
もっと闘う相手は
病気の奥に隠れている魔なのです。

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