治っていくことに感謝して

先日来られた患者さんは
多発性硬化症のため
全身の痺れや麻痺、しびれ、めまいなど
全身の神経症状に悩み、苦しみ
不自由な毎日をすごしていらっしゃる。

治療を開始してから

めまいがなくなり
足先の感覚が戻ってきて
一歩が出しやすくなってきた
階段を昇りやすくなってくることがある
などなど
少しずつ改善傾向が現れてきました。

でもまだまだ
元気な時に比べれば
歩くことも、手を使うことも
不自由な状態が続いている。

でも
健康な人からみれば
本当に些細な変化かも
しれないけど
その改善が喜びでもあり
そして
その喜びをかみしめることで
感謝の言葉を自然に口にする
患者さん。

からだが良くなることを喜び、
そのことを感謝することで
からだ自身も喜び
感謝してもらえることに喜んでいる
そんな風に
今回診察をして感じました。

今は小さな一歩かもしれないけど
必ず治る方に向かっていると
からだに感謝すれば
からだは必ず応えてくれる。

そのことを患者さんから
教えてもらいました。

☆昨日、「どう生きてどう死ぬか」の出版記念講演会
&ヴァイオリン&ピアノコンサート
多くの方にお越しいただき
無事終了することができました。
みなさんの温かい気持ちに支えられた時間でした。

どうもありがとうございました。

今回のコンサートの収益の一部を
赤い羽根共同募金を通して
能登地震復興支援のために寄付する予定です。
また後日ご報告させていただきます。

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