舎利子

この言葉は般若心経にでてきて
どこか耳障りの言い言葉で
印象的な言葉です。

舎利という言葉は
お寿司屋さんでごはんのことを
シャリといいます。
美味しいお米のことを
銀シャリといったりします。

このシャリという言葉は
この仏教語からきているのです。

「舎利」とはお釈迦様の骨のこと。
このお釈迦様の骨「舎利」を拾い集めて
金の箱に入れておいたら
美しく輝く小石のようになっていたという
逸話があります。

この小石のように綺麗な骨が
お米にそっくり似ていたから
銀シャリというようになったそうです。

仏教では
釈迦の遺骨として舎利殿に貴重に安置されるほど
大切に扱われています。

舎利には忘れてはいけない大事な点があります。
舎利=骨が人間全体の支えであると言うこと。

骨は、なんの文句も言わずに
自分たちの活動を支えてくれていることを
忘れてはいけない
ということが、この言葉に込められている
とても有り難い言葉なのです。

※「子」は尊敬語の意味があります。

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