日別アーカイブ: 2024年5月21日
今のままでいい
仏教の言葉で「少欲知足」があります。
大きな夢でなくても一つでも大事な欲が満たされれば、
それだけで満足できるという意味でしょうか。
僕も病気をして入院していた時にこの言葉に勇気づけられました。
それまでの自分は
三つ欲すれば、三つ達成しないと満足できませんでした。
人間には欲があります。
全ての欲が満たされないと、満足できないような気がします。
その欲が向上心へと繋がることもありますが
欲に押しつぶされることもあります。
病気したことで
「健康であればいい」と健康以外の欲を捨て去ると
穏やかに生きられることを経験しました。
波乱万丈な人生を生きてこられた人は
平凡が一番だという声をきいたこともあります。
世の中も自分も一定ではなく常に変化しています。
今と同じ人生は続きません。
成功も失敗も病気であっても、その現実を受け入れて
今を大事にいきていけば、
自分にとって一番大切にしなければならないことがわかってくるはずです。
それをわかれば少欲知足を生きることができ
何があっても人生をしあわせに進むことができるでしょう。
☆5/19「どう生きてどう死ぬか」の出版記念講演会
&ヴァイオリン&ピアノコンサート
多くの方にお越しいただき
無事終了することができました。
みなさんの温かい気持ちに支えられた時間でした。
どうもありがとうございました。
今回のコンサートの収益の一部を
赤い羽根共同募金を通して
能登地震復興支援のために寄付する予定です。
また後日ご報告させていただきます。
健康とは
健康であるとはどういうことでしょうか?
この問いに対する答えは
無数に存在する気がします。
医者でさえ
“健康って何ですか?健康ってどういう意味ですか?”と
尋ねても、答えは様々だと思います。
それは、
健康に対する思い、願いは
人それぞれであることの
表れでないでしょうか。
例えば先天的、後天的であれ、
からだの一部に
不自由な面があった場合でも、
その部分を補い、
サポートする道具や器具があって、
望んだ日常生活ができれば、
きっとその方は
健康的な日々を過ごされていることでしょう。
逆に、
五体満足であっても、
肉体的、精神的な面で問題を抱え、
人生に対して希望や夢を描けない時は、
決して健康であるという事は言えないでしょう。
健康であるためには、
からだに問題がある、なしではなく、
心もからだも元気でないと
健康とは言えないのではないでしょうか?
つまり“心とからだ”のバランスが
とれていて初めて健康と言えるのです。
病気の原因は
からだが病んでいる場合と
心が病んでいる場合の二つがあります。
肉体が病んでいる時の治療法は
数多くあります。
特に現在主流の西洋医学は、
飛躍的な発展を遂げ、
多くの難病を治療することが
できるようになりました。
ただ残念ながら、
西洋医学はからだの悪い臓器や組織中心の医療です。
健康であるためには、
からだとこころのバランスをみることが必要です。
そのために、
これからは
目の前の患者さんの
からだとこころ全体を診る
“全人的医療”を目指して
いかないといけないでしょう
☆桜満開の季節です。
希望溢れるこの季節と同時に
いろんな旅立ちがある季節。
当院でも、出会いと別れもありました。
そして、ずっと家族同様に仲良くしている
ご家族が初めて山口に来てくれました。
出会った人はみな大事な家族のような気がします。
みんなが桜の花のように
美しい人生の花が咲きますように。
今日は、みなさんが
笑顔溢れる休日となること
安心して過ごせることを願い
一日休日診療所で働きます。
☆5/19、「どう生きてどう死ぬか」の出版記念講演会
&ヴァイオリン&ピアノコンサート
多くの方にお越しいただき
無事終了することができました。
みなさんの温かい気持ちに支えられた時間でした。
どうもありがとうございました。
今回のコンサートの収益の一部を
赤い羽根共同募金を通して
能登地震復興支援のために寄付する予定です。
また後日ご報告させていただきます。