坂本龍一氏のLAST DAY

世界的作曲家で、昨年亡くなった
坂本龍一氏の
最後の三年間を追ったドキュメンタリーを
観た。

作り物ではなく
文字通り
坂本龍一氏の最後の日までの
肉声、日記など
その時、その時の
苦しい胸の内
ふと晴れ間が指したような
気力があふれる日があったり
揺れる心内が伝わってきた。

病気は私たちの心を
自分と向き合わせてくれていた。
病気を通して自分を更に深く見つめることができる。

坂本龍一氏は
音楽と言うより、音とくに雨の音に
心和まされ、愛していた。
音と共に生きた人生。
それがご自身が求めた人生だったのだろうと感じた。

氏の人生が
幸せだったかは本人しかわからないけど
きっと音楽と共に死ぬ間際までいきられた
満足の人生だったのではないかと思った。

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