一日仕切り

一日仕切りという言葉があります。
この言葉の意味は
「今日できることは
今日済ませ、明日に持ち越すな」であったり
「明日ありと思うな。
今日という一日のいのちを大切に生きよ」
という意味もあるようです。

僕はこの言葉は
「今日の自分と明日の自分は繋がってるようで
まるっきり違っている」と
言う意味に思えるのです。

人間のからだはずっと同じではなく
からだを構成するタンパク質の3%が
毎日入れ替わり
一年経てば、全細胞の90%以上が
入れ替わってしまうのです。

これはつまり
いのちは、全く別の形となって
存在続けるのだと
言えるのではないでしょうか?

昨日が過ぎ去ってきょうになり
今日が終わって明日になる
というものではない。

今日は今日という一日であり
それはぜったいてきなものである。
今日というより
今ここにあるという時を生きているのが
人間の生の真実の姿といえるのかもです。

そのいまという時間が
永遠のいのちという存在の根源に繋がっている
ように僕は感じるのです。

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