人はよく
「あなたの痛みはわかります」と言うけれど
あなた以外の本当の痛みは
当事者にしかわかりません。
わかるというのは
想像できるという意味でしょう。
想像して、痛かっただろう
辛かっただろうと想像できます。
その想像力が
そのひとのやさしさだと言うことです。
でも、そのやさしさは
あなたの想像力から生まれたものだから
そのやさしさには限界があると言うこと。
だから、そのやさしさが
相手の重荷になったり
大きなお節介になってしまうこともあるのです。
あくまでも
痛みの主人公はあなたではないということを
こころに留め
想像力の種を当事者から
くみ取らなければいけません。
その時に必要な力が
賢さです。
つまり本質を見極めること。
現代は多くの情報を簡単に手に取ったり
自らの考えを簡単に発散することが
できます。
ですから、本物、本質を見抜く
思考力が必要になります。
そのためには
様々な意見反対意見でも
耳を傾けてみる素直さが必要になるのです。
そして
人の意見を聞く、言い、実行する時に
様々な困難や課題に
ぶち当たることがあるでしょう。
そんな時でも
自分の信じる道をやり抜く力が
必要になります。
その進む時に必要な力が
ほんの少しの強さが
必要になります。
今よりもちょっとだけ
強くなったら歩み出せるのです。
あなたはスーパーマンではありません。
でも、今よりもほんの強い力を出し続ければ
大きな力、勇気をもった人物になっていることに
気がつくでしょう。