伊能忠敬といえば
日本地図を作成した人物。
55歳の時に全国の測量を決意し
日本全図を完成したのが73歳です。
当時は
人生50年時代ですから
伊能忠敬の生き方は
生きる勇気を与えてくれます。
そんな伊能忠敬をした原動力は
「地球の大きさを知りたい」
からだったとか。
そして、商人であった伊能忠敬が
家督を長男に譲った時の
家訓が残っていて
伊能忠敬という人間としての
生き方を示されている気がして
ここに紹介しようと思います。
1.仮にも人に対して嘘偽りをせず
親に孝行、兄弟仲良く、正直であれ
2.目上はもちろん目下の人の意見をよく聞き
納得のいく考えは取り入れよ
3.人に対する敬意と謙譲をもって言動を慎み
決して人と争わぬように。
これに加えて
年令に囚われず。心からやりたいことに挑戦し
努力を続ける気力
天文、測量の優れた技術
したたかな行動力、統制力、財力
があったからこそ
全国測量の大偉業ができたのだと思うのです。