日別アーカイブ: 2024年7月4日

一日仕切り

一日仕切りという言葉があります。
この言葉の意味は
「今日できることは
今日済ませ、明日に持ち越すな」であったり
「明日ありと思うな。
今日という一日のいのちを大切に生きよ」
という意味もあるようです。

僕はこの言葉は
「今日の自分と明日の自分は繋がってるようで
まるっきり違っている」と
言う意味に思えるのです。

人間のからだはずっと同じではなく
からだを構成するタンパク質の3%が
毎日入れ替わり
一年経てば、全細胞の90%以上が
入れ替わってしまうのです。

これはつまり
いのちは、全く別の形となって
存在続けるのだと
言えるのではないでしょうか?

昨日が過ぎ去ってきょうになり
今日が終わって明日になる
というものではない。

今日は今日という一日であり
それはぜったいてきなものである。
今日というより
今ここにあるという時を生きているのが
人間の生の真実の姿といえるのかもです。

そのいまという時間が
永遠のいのちという存在の根源に繋がっている
ように僕は感じるのです。

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己の魂に近づくのは

「病人は健康な人よりも
己の魂により近く迫るものだ」
これはフランスの文学者プルーストの
言葉です。

僕は病気をして
本当にその通りだと思います。

健康の時は
やるべきことが多くて
多くの人に気を配らなくてはなりません。
だから
自分と向き合う時間は少ないもの。

病気になると
自分がこんな状況になってしまい
自分以外の人のことを
見れる状況ではなくなります。
そして
その代わり、自分自身に向き合う時間が
増えてくるのです。
自分と向き合い
自分自身と語り合うことで
気がつくことがあります。

自分自身が何を大切にしないといけないもの
これからどう生きていくか
どうして生まれてきたか?
どんどん自分自身を深掘りしていきます。

そしてたどり着くのが
己の魂の存在と言うことでしょう。

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