日別アーカイブ: 2024年7月22日

自分を赦す

生きていると
自分ひとりでは生きていけないし
人と人の間に生きていくのが人間。

人に支えられ、助けることもあるけど
自分にはそのつもりはないのに
思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

トラブルに巻き込まれた時
原因が誰にあろうとも
赦すことが解決の糸口になることも多い。

だけど
言うのは簡単だけど
「赦す」のは難しい。
なぜなら
本当に人を赦そうと思うなら
まず「赦す自分」を赦すことから
始めないと始まらないと言うことです。

辛い経験をしてる真っ只中なのに
敢えて赦す。
赦そうとする自分を赦すことができて
トラブルを乗り越えるのだと思う。

自分を赦すことができた体験は
その時は辛かった出来事のはずなのに
その体験を
他人事のように、笑い話をするかのように
話している自分がいるでしょう。

その瞬間
自分を赦す体験を通して
大きく成長したことを感じられることでしょう。

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フジコヘミングの死に学ぶ

4月に
魂のピアニストと言われた
フジコヘミングさんが亡くなられた。

彼女は遅咲きのピアニスト
そして
運命のいたずらか
それまで彼女しか乗り越えないような
数奇な人生を生ききった人生。

彼女のお得意の曲は
リストのカンパネラ。
そしてショパンなどのロマン派の曲で
人々を魅了してきた。

この春には
ラカンパネラゆかりの土地で
コンサートを計画してた中での
死であった。

これまで
NHKのドキュメントで
彼女のピアノと共に生きる
力強い人生だと伝えられていた。

今回も最後の日を追った
ドキュメントであるが
最後までピアノと共に生きていたことを
教えてくれた。

でも
ピアノが弾けないぐらい
からだの機能を失い
だんだん、ピアノを弾かないと
つぶやくようになり
リハビリを兼ねて
最後に弾いた曲は
ショパンやリストではなく
モーツアルトのソナタだった。

やっと
聞こえてくる音で弾く
ピアノの音は
それこそ魂の音
天国の母に届く音のようだった。

弾き終わった後
自らピアノの蓋を閉じて
演奏が終え
その後、閑かに息を引き取ったという。

きっと
最後はピアノを教えて下さった
お母さんの元で
安らかに過ごしている気がします。

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