日別アーカイブ: 2024年7月27日

ゲノムで考える命

人間は60兆もの細胞からできていて
そのひとつひとつに
ゲノムという遺伝子情報が組み込まれていて
そのゲノムがどう働くかで
病気になったり、性格、性質にも影響し
広く言えば
その人の生き方にも
大きく影響していると
科学は考えて、
ゲノムに対する研究が進んでいった。

現代の最先端医学では
生命は、ゲノムによって規定され
ゲノム医療の進歩が
病気の治療や産業技術に大きく貢献してきました。
しかし
医療ビジネスという言葉が生まれたように
お金になる
目に見えて結果がでることを優先する
選別が行われることも多々おこります。

科学と対極にある宗教特に仏教で言う
生老病死のいのちは
今ここに生きていることを重視します。
例えば
病気になったからこそ
新しい自分をみつけることができた
と思ったり
病気になったことで
病気の人に思いやりをもてるようになった
とか
生き方を重視できるのが
仏教の教えなのです。

いのちの真実はどこにあるのか?
やめる時だけでなく
健康な時にも
どう生きていくかを考えていくのが
今生きる医師の使命なのかもしれません。

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