日別アーカイブ: 2024年7月29日

一日一回でいい

朝起きはからだにいい
朝目が覚めたらサッと起きたらいい
ということはわかっているけど
実際に毎日行うとなると
至難の業に思えてくる。

一回だけなら何とかなるけど
ずっと続けるとなると
目の前が真っ暗になって
できないような気がしてきます。

倫理法人会の創始者の
丸山敏雄先生にある方が
”目が覚めたらサッと起きる朝起きが苦手です。
どうしても続かないのです。
終始一貫できる秘訣を教えて下さい”
と尋ねられたそうです。

すると、丸山先生は
”終始一貫とは、明日の朝ひと朝でいいですよ。
あなたは、終始一貫を何十年と思っている。
人間、明日もわからないのです。
よけいな取りこし苦労をしないで
”明日の朝ひと朝”行うのが、終始一貫なのです”
とお答えになられたそうです。

ひと朝ぐらいなら
ひと朝なら
出来そうな気がなりませんか?
そして
毎朝、毎朝
ひと朝、ひと朝
くりかえし行うことが
終始一貫につながるんですね。

これは
朝起きだけの事ではなく。
楽器の練習でも
勉強でも
毎日コツコツやることが大事だと言われます。

物事を大成するのは
続けること、終始一貫は大事だけど
今やるってことが実は大事なのですね。

一日一回繰り返すこと
それが、上達の秘伝、成功の秘訣です。

地球が一回りする間に
決めたことを1回行う。
それは
大自然とリズムを合わせること。
大宇宙と呼吸を合わせること。
今を生きになることになると思います。

一日一回を繰り返せば
必ず大きな力が湧いてきます。
一日一回を続けることが
終始一貫。

終始一貫が成功への道です。

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真理は更新される

やっと最近になって
この名前のように学会に参加できるようになりました。

学会に参加されると
熱量の高い言葉がこころに突き刺さります。

以前参加した学会でも
医学の本質を語られた
二人の大先輩の言葉を実感させられた
時間がありました。

二人のうちの一人の言葉は
ハーバード大学の医学部長であった
シドニー・パーウェルが
1935年から1949年
医学部生の卒業式で学生に贈った言葉
「医学は進歩し
 真理は常に更新される」です。

教科書に書いていることの半分以上は
将来間違っていることが証明されるという

つまり
真理は常に更新され続けるものである。
だから
医学の進歩を日々学び続け
常に最新の適切な知識に基づいた
診療を心がけなければならないと
れから医者になる学生達を戒めた言葉です。

その言葉は今でも
が身に沁みています。

これまで、離乳食を早くはじめると
アレルギーが発症するリスクが高まると
言う考え方が主流で
その考えによって診療をしていましたが
最近は、
アレルギー発症にリスクのある食べ物でも
少量でもいいので早期にはじめた方がいい
と言う考え方が主流になってきました。

明日からの診療の方針が
大きく変わるようなことでしたが
医学は進歩し
教科書はいつか書き換わる時を迎えることもある。
今真実と思っていることは
本当に真実なのか?
今常識と思っていることは
本当に真実なのか?
今目に見えることだけが
本当に真実なのか?
科学を究め
真実を見極めるためには
素直なこころの目が必要なのだと
しみじみ思いました。

そして
もうひとり
紀元前の古代ギリシャ時代に活躍した
医聖と呼ばれるヒポクラテスの
教えもこころに響いた時間でした。
これを書くと少し長くなるので
続きは、また・・・・

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