日別アーカイブ: 2024年7月30日

ミトコンドリアは平和を生む細胞

人間を含め全ての生物は
多くの細胞があって成り立っています。
そして、その細胞には
核などのいくつもの器官が存在して
機能していることがわかっています。

この細胞の中の器官は
もともと独立した別の細胞だったと考えられています。
それが25億年前に
先祖の細胞に入り込み
同居生活を初めるようになり
細胞も我々と共に進化し続け
現在に至るようになったと考えられます。

その同居生活をするようになって
細胞の呼吸調節やエネルギーを作り出す
働きをするようになった器官に
ミトコンドリアがあります。

このミトコンドリアは
エネルギーを作りだすだけでなく
老化やパーキンソン病などの神経の変性
がんなどにも関与していることが
最近の研究でわかってきました。

ミトコンドリアは細胞にエネルギーを送り
細胞内の全ての細胞が
共存し合い、助け合って生きる源を
作り出している大切な器官だとも考えられます。

そして
ミトコンドリアは
エネルギーを供給するだけでなく
それぞれの器官が助け合い
平和が訪れるように
取り計らってくれている
平和大使のような器官に
僕は思えるのです。

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好きなことをして死ぬことの難しさ

医学部の学生に
末期がんになって
手遅れの状態で発見されたら
治療するかどうかというレポートを
書いてもらったら
多くの学生が
手遅れの状態なら
温泉に行ったり、旅行したり
好きなことをして過ごすという
意見が多く聞かれました。

次に
がんでもう死ぬことがわかっている段階で
旅行に行ったり
温泉に行ったりして
楽しめますか?と質問すると
多くの学生は
神妙な顔になり
楽しめるといえる学生はほとんどいませんでした。

という話を聞きました。

どうせ死ぬのなら
最後は好き勝手に生きたいという気持ちがあっても
いざその時を考えた時
よっぽど死の準備ができていないと
その時を楽しむ域に達しないと思います。

人間はいつかは死を迎えます。
死を迎えるその瞬間まで
人生を楽しもうと思うと
生にいつまでも固執するのではなく
死への準備をしとくことが必要なのでしょう。

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