日別アーカイブ: 2024年8月26日

人前で話す時聴衆のこころを惹きつける方法

コロナ禍から回復したと同時に
日常の生活が回復したと同時に
僕自身もコロナ期に病気が発症し
コロナ前の体力に少しずつ戻ってきたので
徐々に講演会を頼まれることが増えてきました。

講演は
自分の体力に合わせて
無理のない程度でお受けしていますが・・・
本音を言えば
できるだけ受けたくはないのです。

なぜなら
僕は講演家ではないし
話が上手いわけではないので
人前で話すのは得意ではありませんが
伝えたいことがあるけど
上手く伝えられるかいつも不安でいっぱい。

そんな時
「置かれたところで咲きなさい」の著者である
シスター渡辺和子さんが
「話すことは、なれれば、どなたにもできるようになります。
それより大事なのは
講演にいらっしゃる気持ちを
こちらに向けていただくことです。
その方法をわたしは知っています」と
語られていました。

その方法とは・・・

どんな会場に行っても
演題まで7歩で歩くこと
靴音がたつように
ヒールのある靴を履いて行きます。
姿勢を正し、よく胸を張って
カチカチ、コツコツ、靴音を高く歩くのです。
この時、聴衆の方を視ないこと。
演台の方だけを真っ直ぐ見て
コツコツ、カチカチと7歩で演台まで歩いて行くのです。
みんなこちらに向いてくれていますよ。

次回講演する時は
この教えてもらった方法で
聴衆のみなさんのためになるお話を
しようと思います。
ちょっと楽しみになりました。

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温かい心で見守る

夏は大雨が心配な季節です。
この数年でも大きな災害が繰り返され
多くの方が被害に遭われ、
命を落とされた方もいらっしゃいます。
これ以上被害が広がらないこと
一日も早い復興を祈り
そして
お亡くなりなられた方の
ご冥福をお祈りします。
ところで、
患者さんは
元気になろうと病院に受診をされます。
そして治ろうと
つらい治療でも頑張って
受けられます。
病に苦しんでいる以外の方が
その方の身代わりになることは
できません。
でも
温かい心で見守ることは
ご家族、ご友人
そして医者であっても
できることだと思います
つらい治療をしている患者さんが
みんなから温かく見守られているという気持ちになると、
副作用のあるつらい治療も乗り越えていけるし、
治療効果も上がってきます。
治るためには
その患者さんが置かれた環境を、
限りなく優しいものにして
あげるのが大切なんだと思います。
たとえば、
ご家族の方が抗がん剤で治療中の時、
家族のからだのことを考えて
食べ物は、玄米じゃないとだめなどと思っても、
あまりストイックに考えなくてもいいと思うんです。
苦しみの中にあるのだから
楽しいことをやってもいいんだと思うんです。
寿司でもステーキでも
食べたいものを食べたらいいんです。
人を思う温かい気持ちは
必ず相手に伝わり
そして、また周りの方に
温かい気持ちが
波動として広がっていきます。
温かい心が
患者さんの心を癒し
治癒力をあげて
治癒へと導いてくれるのです。
だから、医療の現場は
温かい真心に包まれた“場”
になるように
温かい心で患者さんを
迎え入れないといけないのです。
そして
それは医療の場だけでなく
災害で苦しんでいる方にも
直接手を差し伸べることができなくても
温かい心は必ず伝わるのだと思います。
温かい心を持ち続けて
生きたいと思います。
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